【暗殺教室】彼女の瞳に映る世界 part2 【赤羽業】 (ページ48)

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次のバッターは岡島

「(冗談じゃねぇ!!こんな内野､バンドじゃぬけねーよ｡どーすんだよ殺監督､指示(サイン)くれ!!)」

岡島は殺せんせーに助けを求めるが､殺せんせーの指示は"打つ手無し"

最後の助けと私を見るけど､どうしようも無いしな～

『(が・ん・ば・w)』

って笑顔で岡島に指示した

「(お前もかよ!!;)」

その後も打てずにあっという間に3アウトで終わった

一回裏､E組のピッチャーは勿論杉野｡よく曲がる変化球で野球部を翻弄している

「打たすなよ杉野〜～ボール来たら俺等捕れる自信ねーぞ」

「わかってらい」

《2者連続三振ー!!》

「え､杉野すごいじゃん!!このまま勝てるんじゃない!?」

『んー…どうだろうね｡見てみなよ野球部のベンチ』

そう言ってベンチを指さし､皆がベンチを見た

『理事長が進藤を改造中だよ｡あの豪速球がさらに化け物みたいな速さになるんだろうねぇ』

「カルマ君」

「…足元に出てくんなよ殺監督､踏んで欲しいの?;」

「次の打順は君からです｡君の挑発で揺さぶってみましょうか」

「…いーけど､俺ひとりじゃムズいかもよ?」

「心配要りません｡君に合わせわれる相棒がいるでしょう」

「…なるほどね」

「Aさん」

『うわっ足元にいきなり出てこないでよ殺せんせー…踏むよ?』

いきなりズボッと足元に出てきた殺せんせー｡さすがにビビるよ…;

「次の打順はカルマ君からです｡君に協力を頼みたいんです」

『カルマの?…ああ､なるほどね｡いいよ､面白そうだし』

「ありがとうございます!では頼みましたよ」

《二回の表!!相変わらずこの鉄壁のバンドシフト!!》

アナウンスがなるにも関わらずカルマはまだ打席に入らない｡審判が注意するが入る気配がない

「ねーえ､これズルくない理事長センセー?こんだけジャマな位置で守ってんのにさ､審判の先生何も注意しないの｡一般生徒(おまえら)もおかしいと思わないの?

あーーそっかぁおまえ等バカだから守備位置とか理解してないんだね」

『ちょっとダメじゃんカルマ～ホントのこと言ったらあいつ等が可哀想じゃーんw
あいつ等普段計算ばっかしてるからそんな事知らないんだよw』

「小さい事でガタガタ言うなE組が!!」

「たかだかエキシビションで守備にクレームつけてんじゃねーよ」

『(…ダメかぁ｡ごめんねカルマ)』

「(いーよ､ありがとね｡
ダメみたいよカントク)」

「(いいんですそれで｡口に出してはっきりと抗議する事が大事なんです)」