【暗殺教室】彼女の瞳に映る世界 part2 【赤羽業】 (ページ47)

今日:41 hit、昨日:6 hit、合計:31,035 hit

・円陣の時間ページ47

「やばいよ!!私等女バスに勝っちゃった!!」

「ね!!何か信じられないよ～」

「ごめんなさい､私結構足引っ張っちゃって…」

「そんな事ないって茅野さん｡勝ったんだし!」

「女バスのキャプテンのぶるんぶるん揺れる胸元を見たら…怒りと殺意で目の前が真っ赤に染まって」

「茅野っちのその巨乳に対する憎悪はなんなの!?」

「Aさんも最後のあれ､凄かったです!!」

『奥田さんありがと～!!最後のって､ブザービート?』

「はい!!あんなに綺麗に決まるなんて…!!」

「確かにあれはかっこよかったわ｡にしてもラッキーだったよね｡Aをマークしてた子が尻もちついちゃってさ!」

「あ〜でも少し可哀想だったかも…;全校生徒の前で尻もちついちゃったわけだし…」

『え､あれワザとだけど』

「「「「え!?」」」」

『あんなの動きが予測出来れば簡単だよ?後はどう動けばむこうが足を絡ませやすいかって事を考えれば良いだけだよ♪ブザービートはたまたまだけど､結果的に向こうに更にダメージあたえられたわけだし…
ま､勝ったし､あいつらに忘れられない試合をさせられたし､気分いいよねぇw』

「「「「悪魔だ……;」」」」

『さ､男子はどうなってるかなっと…へぇ勝ってるじゃん』

「よぉ」

「すごいじゃん!!」

「あーここまではね」

『どういう事?』

「一回表からラスボスが登場ってわけ」

『…なるほどねぇ』

わからずに聞くと､カルマが教えてくれた

『…恐らく､ここでE組(わたしたち)が勝つ事で理事長の教育理念が乱れるからとか､そんな事だろうね』

「さっすが〜やる事に躊躇が無いねw」

理事長はマウンドに野球部を集め､円陣を組ませていた

…理事長の洗脳が始まった

『…これはちょっと…やばいかもね;』

その考えは当たりのようで､野球部は守備を全員内野に集めた

「バントしか無いって見抜かれてるな」

「…ってもダメだろあんな至近距離で!!目に入ってバッターが集中できねぇよ!!」

「ねぇ､あれってダメ…なんだよね?」

『ルール上はフェアゾーンならどこ守っても自由だよ｡審判がダメって判断すれば別だけど』

「…けどその審判はあっち(・・・)側だから期待できないってわけね」

『そういう事｡しかもさっきの理事長のおかげでE組に来てた良い流れがリセットされた｡進藤達も洗脳されてるから…』

進藤は調子を持ち直し､豪速球でバッターの前原を抑えた

『力倍増って感じだね』