【暗殺教室】彼女の瞳に映る世界 part2 【赤羽業】 (ページ35)

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・転校生の時間・二時間目ページ35

土砂降りの今日､このE組に新たな転校生が来るそう

「はいおはようございます｡烏間先生から転校生が来ると聞いていますね?」

「あーうん｡まぁぶっちゃけ殺し屋だろうね」

殺せんせーの質問に前原が答えた

皆も同じ事を考えているんじゃないかな～

「律さんの時は少し甘く見て痛い目を見ましたからね｡先生も今回は油断しませんよ」

原さんが律に何か聞いてないかを聞き､律が少し聞いているといい話した

「初期命令では…私と「彼」の同時投入の予定でした｡私が遠距離射撃､彼が肉迫攻撃｡連携して殺せんせーを追い詰めると
ですが…2つの理由でその命令はキャンセルされました」

『…その理由は?』

「ひとつは彼の調整に予定より時間がかかったから」

『…へぇ(調整…?)』

「もうひとつは､私が彼より暗殺者として圧倒的に劣っていたから」

律のその一言にクラス全員に緊張が走った

「私の性能では…彼のサポートとつとめるには力不足だと｡そこで各自単独で暗殺を開始する事になり､重要度の下がった私から送りこまれたと聞いております」

殺せんせーの指を飛ばした律がその扱い…いったいどんな怪物がやって来るの?

皆がより緊張した顔になった時､教室のドアが勢いよく開き､全身白い服を身にまとった人が入ってきた

「「「「(!?)」」」」

その人は手をかざし､鳩を出す手品を始め皆を驚かせた

「ごめんごめん驚かせたね､転校生は私じゃないよ｡私は保護者…まぁ白いしシロとでも呼んでくれ」

シロと名乗るその人は笑いながら言った

「おきなり白装束で来て手品やったらビビるよね;」

「うん｡殺せんせーでもなきゃ誰だって…」

渚くんがそう言って天井を見ると､殺せんせーが奥の手の液状化を使ってくっ付いていた

「ビビってんじゃねーよ殺せんせー!!」

「奥の手の液状化まで使ってよ!!;」

「い､いや…律さんがおっかない話するもので;」

殺せんせーの弱点⑮

噂に踊らされる

殺せんせーは元に戻り転校生はどこか尋ねる

「ちょっと性格が色々と特殊な子でね､私が直で紹介させてもらおうと思いまして」

シロはそう言うとクラスを見回し､渚くんと茅野ちゃんの方を見た｡そこの事に殺せんせーも気づき聞いた

「何か?」

「いや､皆いい子そうですなぁ｡これならあの子も馴染みやすそうだ｡席はあそこでいいのですよね殺せんせー」

シロが指した場所は私と律の間だ

「おーいイトナ!!入っておいで!!」