【暗殺教室】彼女の瞳に映る世界 part2 【赤羽業】 (ページ32)

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『!!ありがとう…ございます///』

カルマや磯貝達以外に撫でられる事が無かったから何だか恥ずかしくてぶっきらぼうな返事になり､フイッと顔を背けてしまった

「あ､ああ…(何かまずかったか…?)」

「おーおーA､何照れてんだよ〜?」

目ざとく気づいた前原がニヤニヤしながら肩に腕を回し頬をつついてきた

『…別に照れてないしっつつくな!!』

「まぁまぁそう言わずに～」

「烏間先生大丈夫ですよ｡Aはこういうのに慣れてないだけで恥ずかしがってるだけなんで」

『磯貝!!要らないこと言わなくていい!!』

いつの間にか隣にいた磯貝にそう言っていつまでもニヤニヤしてる前原の脛を思い切り蹴った

「痛ってえ!!なんで俺だけ!?」

『何当たり前なこと言ってんの､磯貝にはやれないでしょ』

「あはは;」

そんなことをやってると､イリーナ先生が烏間先生に飲み物を渡していた

「あつかれさまでしたぁ～ノド渇いたでしょ､ハイ冷たい飲み物!!ホラグッといってグッと!!美味しいわよ～」

『うわー;』

「(なんか入ってる;)」

「(絶対なんか入ってるな;)」

わざとらしい態度のイリーナ先生に烏間先生は呆れながら言った

「おおかた筋弛緩剤だな｡動けなくしてナイフを当てる｡…言っておくがそもそも受け取る間合いまで気か寄らせないぞ」

烏間先生がそのまま行こうとすると焦ったイリーナ先生は飲み物を置こうとしてわざとコケた

「いったーーい!!おぶってカラスマおんぶ～～!!」

『ブフッwww』

やってられるかと烏間先生はそのまま行ってしまった

『フフッイリーナ先生…さすがにそれじゃ私達でも騙せないよ…ははww』

見兼ねた磯貝と三村がビッチ先生の腕を掴んでひょいと立たせた

「笑うな!!仕方ないでしょ!!顔見知りに色仕掛けとかどうやったって不自然になるわ!!
キャバ嬢だって客が偶然父親だったらぎこちなくなるでしょ!?それと一緒よ!!」

((((知らねーよ!!))))

『…ったく…ねぇ､イリーナ先生』

「…何よ」

余裕が無いのだろう､表情が硬い先生を呼んだ

『いつもは失敗してる事でもさ､あんがい死ぬ気で殺ればその刃が届くんじゃない?…多分ね』

「…!!A…」

『頑張ってよ』

「…ええ｡ねぇA､アイツがいつもどこで昼食べてるかわかるかしら」

『!!ははっもちろん♪』

私は先生の質問の意図がわかり､笑顔で答えた

師匠の時間～fin～

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