【暗殺教室】彼女の瞳に映る世界 part2 【赤羽業】 (ページ28)

今日:54 hit、昨日:41 hit、合計:31,089 hit

・LRの時間ページ28

「わかったでしょ?サマンサとキャリーのエロトークの中に難しい単語は1コの無いわ｡日常会話なんてどこの国でもそんなもんよ
周りに1人はいるでしょう?「マジすげぇ」「マジやべぇ」だけで会話を成立させる奴｡その「マジで」にあたるのがご存知「really」､木村､言ってみなさい」

「…リ､リアリー」

「はいダメー｡LとRがゴチャゴチャよ｡LとRは発音の区別つくようになっときなさい｡外人(わたし)としては通じはするけど違和感あるわ
言語同士で相性の悪い発音は必ずあるの｡韓流スターは「イツマデモ」が「イチュマデモ」になりがちでしょ､日本人のLとRは私にとってそんな感じよ
相性が悪いものは逃げずに克服する!!これから先発音は常にチェックしてるから

LとRを間違えたら…公開ディープキスの刑よ」

「A帰ろー」

『カルマ､私今日日直なんだよね｡先帰ってていいよ』

「あれ､殺せんせー今いるっけ?」

『あー､上海行ってるんでしょ?机に置いとけばいいでしょ』

「そーだね､んじゃまた明日～」

『ん､バイバイ』

『はぁー…めんどくさかったぁ｡早くコレ置いてかーえろ』

教員室に着き一応声をかけて中に入った

『先生達入るよー』

すると知らない男がいて､イリーナ先生が首をロープで吊り上げられていた

「…Is it a student here?(ここの生徒か?)」

「Aっ」

『……Who are you? That person is my teacher. Can you take it down?(あんた誰?その人私の先生なんだけど｡下ろしてくれる?)』

自然と声が低くなり､殺気を出しながら男に向かって言った

「!!Great murder(すばらしい殺気だ)」

『Thank you for that.It ’s okay, so let ’s drop that person soon.(それはどーも｡いいから早くその人を下ろして)』

警戒を一切解かずに男を睨みつける

その時､烏間先生が教員室に来た

「何している｡下ろせ､女に仕掛ける技じゃないだろう」

「《…心配ない｡ワイヤーに対する防御くらいは教えてある》」

教えてある…?先生と知り合いなの…?

「(…東欧の言葉か)

Who are you? At least English would help.(何者だ?せめて英語だと助かるんだが)」

「…これは失礼､日本語で大丈夫だ｡別に怪しい者ではない｡君も､そう警戒しなくても大丈夫だ」

『人の先生吊り上げといてそんな事誰が信じるわけ?』

「ククッイリーナ・イェラビッチをこの国の政府に斡旋した者…と言えばおわかりだろうか」