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「茅野さん!!Aさん!!神崎さん!!大丈夫ですか!?今解きます!!」
「奥田さん!!うん､大丈夫だよ!!奥田さんは?」
「私は全然大丈夫です!!すみません､あの時は思いっきり隠れてました…」
『ううん､それが正しい判断だよ』
「てか何でAは縛られてないの?」
『解いたから』
「解けんのか?!」
『まぁちょっとコツがいるけどね』
「ふーん…じゃああそこでのびてる奴はAがやった感じ?」
『うん｡回し蹴り一発で終わっちゃった｡ちなみにリーダー格みたいな奴は一発殴った』
「Aちゃんカッコよすぎない!?」
「そうなんだよ渚!!Aちゃん私と神崎さん守ってくれてさ､その時のAちゃんホントにカッコよかったんだから!!」
渚くん達が話してる所から少し離れると､隣にカルマが来た
「…A､守れなくてごめんね」
『!!…大丈夫だよ､私強いし』
「だけど…」
『じゃあ､次もしもこんな事があったら､その時は守ってよ』
「!!わかった｡必ず守るよ」
「何かありましたか神崎さん?」
「え…?」
「ひどい災難に遭ったので混乱してもおかしくないのに､何か逆に…迷いが吹っ切れた顔をしています」
「…とくに何も｡殺せんせーありがとうございました
Aちゃんも､ありがとう」
『どーいたしまして!!』
「いえいえ｡ヌルフフフフそれでは旅を続けますかねぇ」
『殺せんせー､私あのスウィーツ食べたい』
「なら俺はあのパフェがいいな♪」
「え､ちょ､奢りませんよ?!」
「えー俺達ひどい目にあってトラウマになりそー」
『私も夢で出てきそうで怖くて眠れなーい』
「『あのスウィーツ/パフェ食べたら怖くなくなるのになー』」
「にゅう……;」
『ねぇカルマ｡優しくて生徒思いの殺せんせーは買ってくれるよね?』
「そりゃもちろん!!だって買ってもらうことで俺達の京都での思い出も少しは良いものになるしね」
「『ねぇ?殺せんせー?』」
「にゅうぅぅぅ仕方がないですね!!一つだけですよ?!」
『やった!!』
「ほら､渚くんたちも来なよ｡殺せんせーの財布の中身全部使ってやろうぜ」
「あはは;」
「さすがだ､あの2人は;」
しおりの時間 〜fin〜
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作者名：ヒビヤ | 作成日時：2022年6月19日 22時
