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「アメリカでとあるVIPを暗殺したとき､まずそいつのボディーガードに色仕掛けで接近したわ｡その時に彼が言った言葉よ｡意味は…
《ベッドでの君はスゴイよ…♡》」
((((中学生になんて文章読ませんだよ!!))))
「外国語を短い時間で習得するには､その国の恋人を作るのが手っ取り早いとよく言われるわ｡相手の気持ちをよく知りたいから必死で言葉を理解しようとするのよね
私は仕事上必要な時…その
だから私の授業では…外人の口説き方を教えてあげる｡プロの暗殺者直伝の仲良くなる会話のコツ｡身につければ実際に外人と会った時に必ず役立つわ」
説明しているビッチさんは朝よりも私達を"見て"いる気がした
「受験に必要な勉強なんてあのタコに教わりなさい｡私が教えられるのはあくまで実践的な会話術だけ
もし…それでもあんた達が私を先生と思えなかったら､その時は暗殺を諦めて出ていくわ
…そ､それなら文句無いでしょ？…あと､悪かったわよいろいろ」
モジモジしながら言ったビッチさんは何だか可愛かった
「何ビクビクしてんだよ､さっきまで殺すとか言ってたくせに」
「なんか普通に先生になっちゃったな」
「もうビッチねえさんなんて呼べないよね」
「……!!あんた達…わかってくれたのね」
生徒の声にビッチさんは感動していたが､うちのクラスはそう優しくはない
「考えてみりゃ先生に向かって失礼な呼び方だったよね」
「うん､呼び方変えないとね」
「じゃ､"ビッチ先生"で」
「えっ…と､ねぇキミ達せっかくだからビッチから離れてみない？
ホラ､気安くファーストネームで呼んでくれて構わないのよ」
「でもなぁもうすっかりビッチで固定されちゃったし」
「うん､イリーナ先生よりビッチ先生の方がしっくりくるよ」
「そんなわけでよろしくビッチ先生!!」
「授業始めようぜビッチ先生!!」
「キーッ!!やっぱりキライよあんた達!!」
「Aー帰ろうぜ!!」
『うん｡〇ッツよろしくね』
「わ〜ってるよ!!じゃあな!!ビッチ先生!!」
「さようなら､ビッチ先生」
「さっさと帰れクソガキども!!」
『じゃあね､
「えぇ…って､Aあんた今…!!」
『ま､妥協点､ってことで』
「あんたは好きよ!!」
『ハイハイ』
プロの時間 〜fin〜
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作者名：ヒビヤ | 作成日時：2022年6月12日 11時
