【暗殺教室】彼女の瞳に映る世界【赤羽業】 (ページ31)

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・胸の時間ページ31

その日､E組に新しい先生が来た

「…今日から来た外国語の臨時教師を紹介する」

「イリーナ・イェラビッチと申します｡皆さんよろしく!!」

すごい美人な人が来たなぁ…しかもなんか殺せんせーにベタベタしてる…

「本格的な外国語に触れさせたいとの学校の(・・・)意向だ｡英語の半分は彼女の受け持ちで文句は無いな？」

「…仕方ありませんねぇ」

「…なんかすごい先生来たね｡しかも殺せんせーにすごく好意あるっぽいし」

「…でもこれは暗殺のヒントになるかもよ
タコ型生物の殺せんせーが…人間の女の人にベタベタされても戸惑うだけだ｡いつも独特の顔色を見せる殺せんせーが…戸惑う時はどんな顔か？」

渚くんはこんな時でも真面目だなぁ

渚くんの言葉に皆は殺せんせーの顔を見た｡その表情はは…

((((普通にデレデレじゃねーか!!))))

殺せんせーの弱点⑤

胸

「…何のひねりも無い顔だね;」

「…うん｡人間もあり(・・)なんだ;」

「ああ…見れば見るほど素敵ですわぁ
その正露丸のようなつぶらな瞳､曖昧な関節｡私とりこになってしまいそう♡」

「いやぁお恥ずかしい」

(騙されないで殺せんせー!!)

(そこ(・・)がツボな女なんていないから!!)

「…どう思う？」

『…まぁこの時期に来る(・・・・・・・)ってことは､そういう事でしょ？』

あの人は多分……只者じゃない

私たちはグラウンドで暗殺混じりのサッカーをやっていた｡そこへビッチさん(・・)が来た

「烏間先生から聞きましたわ｡すっごく足がお速いんですって？お願いがあるの
一度本場のベトナムコーヒーを飲んでみたくて｡私が英語を教えている間に買って来て下さらない？」

「お安いご用です｡ベトナムに良い店を知ってますから」

そう言うと殺せんせーはマッハでベトナムへ行ってしまった｡私達は楽しかった時間を邪魔され､少し気まずい空気になっている

「…で､えーとイリーナ…先生？授業始まるし教室戻ります？」

磯貝が声をかけるが､ビッチさんはタバコを取りだし､本性を現した

「授業？…ああ､各自適当に自習でもしてなさい｡それと､ファーストネームで気安く呼ぶのやめてくれる？
あのタコの前以外で先生を演じるつもり無いし｡「イェラビッチお姉様」と呼びなさい」

「…でどーすんの？"ビッチねえさん"」

『っふふwww』

「略すな!!笑うな!!」