【星のカービィ】【擬カビ】その唄を、貴方に…〜Song for you〜

ネガティブ進化論　〜マルク〜 ページ3

突然君に言われた一言

カービィ「ねぇ、君と僕ってさ、色々一緒なんじゃない？」

そんな言葉、信じられない。

いちいち返すのも面倒くさい、かといって、そのセリフにも少し好奇心が沸く。

きっとこれは、ボクの中の感情同士の、病んだバトル。

大分前に君に言われた一言

「君の事が僕は嫌いだ。ポップスターを君の物には絶対しない。」

その一言が、今更痛い程、ボクの視界をエグるんだ。





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マルク「銀河の果ての大彗星にお願いをして、太陽と月の喧嘩を止めてほしいのサ！」

カービィ「うん！わかった！！」

この答えは、ボクの想定の範囲内だ。

ボクの話を理解した所で所詮、君達に自由なんてもんはない。

大丈夫、秘密があればボクは無敵だ

たった一粒涙を流しただけで、いい子になれる。いい子を演じれるんだ。

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ボクはいつでも、隙あらば“死ぬ事”“命を断つ事”ばかり願っていた

でも、その願いも、本当は“生きたい”の裏返し。

だって、まだボクじゃないから。

本当のボクを見つけてないから。

でも、生きているのが苦しくて、

「昨日なんかいらなかった」

なんて呪って

でも、死なずに生きているのが嬉しくって

「また変わらずに明日が来ますように」

なんて願って

嗚呼、だけどどうか「わかる」なんて言わないで

同情しないで

ボクの気持ちなんか

痛みなんか

わからないくせに

なぁ、そうだろ？





カービィ。









“生きたい”ってネガえば、ネガう程

“死にたい”って思う事を、どうか許してほしい

いつか、ボクがボクになる

“愛したい”(I 死体)になる

そんな日が来る

なぁ、そうだろ？

これは、妄想なんかじゃない。

ボクの、ボクなりの

「ネガティブ進化論」だ

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