【鬼滅の刃】死亡ルートを回避せよ【音柱】

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──失念していた。

私というイレギュラーな存在がいる時点で、原作通りに進む保証なんてどこにもなかったのに。



──忘れかけていた。

世界が、私の見方をすることなんて万が一にもないというのに。



──甘く見ていた。



この世界には“鬼“がいるということを。







******

任務からの帰り道、我が家の方向から漂ってきた異臭に違和感を覚えた。何せそれは余りにも嗅ぎ馴れてしまった匂いであり、死が付きまとう匂いだったから。


─嫌な予感しかしない。

持っていた荷物を投げ捨て全速力で家へ駆けた。近づくにつれ強くなる匂いは、私に最悪の結末を伝えようとしてくる。







私がたどり着いたとき、家の戸は“開いて”いた。



真っ赤に染まった床に積み重なるのは私の兄妹だった(・・・)ものたち。苦痛に歪んだ表情と、食い散らかされた四肢が転がる部屋はまさに地獄絵図と化していた。


(遅……かった？)


まさか、こんな一気に殺されるだなんて想定してない。それに


──鬼に襲われるなんて原作にはなかった。






ツーｯと冷や汗が背中をつたうのを感じた。

ここはもう、私の知ってる世界じゃない。







そう、つまりここからは






私の選択で運命が決まる




運命の分岐点まであと






3メートル








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こんにちは、こんばんは
槐と言います(*￣∇￣)ノ

ちょっと文字数の関係から本編じゃなくてあとがきみたいなのに使わせてもらいますね

はいそこ文句言わない！！



宇髄推しは皆家族、の精神で突き進みますのであしからず。



書いてる自分でもホントによく思うんですが、こんなんで伝わってるんですかね？宇髄さんの素晴らしさを全面に出したいけど表現力が足りない。誰か分けて。(切実)


って、そんなことを言いたいんじゃなくて、



お気に入り、評価を下さった方々ありがとうございます！！コメントも！嬉しいっ！

応援されると更新スピードが上がります(多分



どしどし送って下さいね！めっちゃ喜ぶので！


ここまで読んでくれた人に感謝を！ではまたﾉｼ

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