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「どどどどうしよう！！！！ここ鬼が出るんだよ！？？君みたいな子が一人でいたら鬼が………あっごめん！鬼なんて知らないよね！！えーととにかく大変なことになるから俺達と一緒に
───って俺も置いてかれたんだったァァァァ！！！！！もぅ嫌ァーーーーッ！！！」
───刀、そして金髪。この時代には滅多に見かけないであろうこの二つを併せ持つ人と言ったら
(まさか…………善逸？)
確かめるように じーーーっと顔を眺めていたら、それに気づいたら彼が慌てたように付け足してきた。
「怪しまれてる音がする……！！！そうだよね！まだ名乗ってもなかったもんね！！？
───俺は我妻善逸！あと炭治郎と伊之助ってのもいるんだけど……ああもうあいつらほんと どこ行ったの！？？」
キョロキョロとせわしなく周囲を見渡す彼は本物の善逸だった。まさかこんなところで出会うとは。ファンです。
「とにかく、ここにいたら危険だから早く山を下りよう？？俺でよければ送っていくから」
やけにそわそわしてると思ったけど、耳の良い彼は近くに鬼がいることに気づいていたらしい。その上で私を送り届けてくれようとするとは………震える足が見えてなければ惚れてしまうところだった。
……だが残念ながら君に送ってもらうことはできないんだ。だってあなたこれから人面蜘蛛倒すのよ。だから
『…………ぃぃ。』
「え？！それって何に対しての拒否なの！？一緒に下りようよ！！？
──ん？拒否じゃない？
あ、山を下りるのは別にいいと。
……………え！？ってことは俺と一緒なのがダメなの！？嘘だろ！？」
ガーーン、という効果音が聞こえてきそうなほどに意気消沈した彼をみると少々申し訳なく思うが、仕方ない、仕方ないんだと自分に言い聞かせてそっと背を向けて歩き出した。
……だが少し進んだところでふと思い立って後ろを振り返る。
彼はこれから辛い戦いに身を投じることになるんだ。ならばせめて、ファンとして少しだけ言っておきたいことが──
『がん…ばって。────応援してる。』
何を言われたか理解できていない、ぽけっとした顔がちょっとだけ面白くて思わずふふっと笑ってしまった。
足に力を込め一気に駆け出す。向かうのは
(よし、次は炭治郎だ！！)
───善逸の忠告は無駄だった。
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ユミヤミ(プロフ) - ちょっと天元さんイケメン！見てる途中で何回も「はっっっ！やばいわー！」ってなりました！天元さんのイケメンが全面に出てますね！たまらんわぁ。 (2019年10月13日 20時) (
レス) id: f76e313fab (このIDを非表示/違反報告)
雲隠 - うぎゃぁぁあぁぁ！ 何これ？！天元さんかっこよすぎではないか！？嫁を心配している天元さんもいいけど、妹を心配している天元さんの破壊力がえげつねぇ！ (2019年9月5日 17時) (レス) id: fa6b997845 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - 面白い!天元!更新頑張って!（無理はしないでね!）応援してますよ! (2019年8月31日 13時) (レス) id: 3d6828cd0d (このIDを非表示/違反報告)
照(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！好き！ホントに！更新頑張ってください！ (2019年8月30日 20時) (レス) id: a0ce70a935 (このIDを非表示/違反報告)
れもねーど - 村田さんと関わるための布石嬉しいですありがとうございました！ (2019年8月28日 9時) (レス) id: bcf5716af8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤い金魚草 | 作成日時：2019年7月19日 23時
