文豪たちの観察日記 十冊目【文スト】

夢主が他の文豪に口説かれていた日。*十六夜月夜@新アカウント様リク* ページ7

()は他の文豪の名前で、『』は他の文豪の台詞です。



中島敦(芥川龍之介)
『麗しいと僕は素直に思う。同輩の女性とは思えぬ純真さだ。』
「は?ふざけるなよ、芥川！栞さんも何照れちゃってるんですか！」
貴女がえっ、本当?と顔を赤くして照れてると、更に口説く芥川さん。
敦君がその内我慢できずに僕だって貴女のことが大好きです！と拗ねます。



太宰治(中原中也)
『本当に美人だな。その上体術も出来れば、話術も上手い。惚れない男はいないぜ。』
「蛞蝓！私の彼女を気安く口説くのは止し給え！君も照れないの！」
貴女が中也さんかっこいい…。とデレデレしていると、彼は焦って自分も
貴女の良いところを言いますが、貴女に嘘くさ。と言われ終了。



江戸川乱歩(条野採菊)
『その控えめな人柄ながらに素晴らしい頭脳をもっている。尊敬します。』
「まあね！僕の彼女は完璧だから！そう、僕の、彼女は、完璧なんだよ！」
彼女の部分をやたら強調して条野さんに言います。条野さんが舌打ちすると、
彼はフン！とそっぽを向いて貴女に抱きついています。貴女は上の空ですが。



芥川龍之介(中島敦)
『可愛くて部下にも優しくて明るくて前向きで…。兎に角憧れます！』
「人虎貴様…！先輩、惑わされてはいけません。…先輩！聞いていますか?」
可愛いだなんてそんなこと…！と敦君に握られた手を見て照れる貴女に溜め息一つ。
貴女を心から純粋に褒めてしまう敦君だからこそ厄介ですね。



中原中也(太宰治)
『美しい薔薇には棘があるのは本当だね。その異性に靡かない所も含めて愛らしい！』
「手前、青鯖！いい加減にしろ！俺の女で俺の部下だ！気安く話しかけるな！」
貴女が何よ、この人…。とドン引きして彼の後ろに隠れ、太宰さんを睨むと、
太宰さんが初めてこんな反応された…！とガックリしています。



ドストエフスキー(澁澤龍彦)
『おしとやかで儚く美しいその可憐な佇まい…。正に、生命の輝き…！』
「栞さん。彼には近寄らないで下さいね?…あれは不審者です。危険ですから。」
貴女がえっ?と首を傾げた時には既に遅く、澁澤さんに手にキスをされます。
慌てて貴女を引き剥がそうとした彼ですが、貴女が赤面しているのを見て更に悔しそう。



条野採菊(末広鐵腸)
『お前は甘いものを食べている時が一番幸せそうだ。…一番可愛いしな。』
「これはこれは美味しそうなパフェを食べていますね。私にも一口下さい。」
貴女が恥ずかしげもなく彼にあーん！と言ってパフェを食べさせると、
鐵腸さんは微笑ましそうに見ています。…敵視する必要ありますかね?

文豪と夢主が浮気関係だった日。*つかの様リク*→←文豪と夢主の娘が他の文豪の息子と結婚の口約束をした日。*月華姫様リク*

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