文豪たちの観察日記 十冊目【文スト】

夢主の両親が結婚を認めてくれた日。*ゆん様リク* ページ29

中島敦
「あ、有難う御座います！…えっと、絶対に、幸せにするので！」
貴女が気張りすぎー。と彼をつついて笑うと、温厚な両親も笑います。
何か、凄く幸せで平和な家庭を築けそうです。喧嘩とか論外でしょうね。



太宰治
「有難う御座います。私が娘さんに惚れ込んでしまって、最初は一方的だったんです。」
両親が何それ聞きたいと急かすものですから、調子に乗ってペラペラ喋っています。
貴女が彼に止めなさい！とポカポカ背中を叩いても知らんぷりです。



江戸川乱歩
「有難う御座います…。僕が初めて愛せた人なんです。凄く、大切な人です。」
貴女が母親と彼の好きな駄菓子を探している間にお父さんと話しています。
父親は君のような人で良かったよ。と優しく微笑んでいます。



芥川龍之介
「有難う存じます。…彼女は、僕には勿体ない程の女性です。大切にします。」
黒社会でも有名な財閥のトップである貴女の父親。彼との結婚を許可してくれました。
貴女が理由を聞くと、彼は将来有望だと確信したんだ。と父親はニッコリ。



中原中也
「有難う御座います！…俺が、誰より愛せた人です。幸せにします！」
両親が幸せにしてあげてほしいとニコニコ笑いながら言うと、
目を少し潤ませながら喜んでいます。貴女は横で笑っていますが。



ドストエフスキー
「有難う御座います。彼女は、ぼくが言い表せぬ程に愛しく思えた女性なんです。」
貴女が嬉しいことを言いますね。とニコニコ笑うと、事実ですから。と
優しい目で見つめてきます。両親もほのぼのしています。



条野採菊
「有難う御座います。こんな私ですが、全力で彼女を支えたいと思っています。」
貴女が頭を下げるの初めて見た。と言うと、両親が大爆笑しています。
笑顔で両親が宜しくお願いします。と言うと、はい！と勢い良く返事しています。

敵組織の夢主が共闘任務の時に敵ではなく誤って文豪を急所蹴りした日。→←政略結婚した敵組織の夢主がナンパされて泣きかけていた日。

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