文豪たちの観察日記 十冊目【文スト】

進展の無い文豪と夢主に夢主の兄が結婚はいつか聞いた日。*KOBAKO様リク* ページ25

夢主の兄はイケメンで既婚者で、子供二人います。夢主と文豪は交際中。



中島敦
「ええっ!?…えっと、その、ぼ、僕が成人するまでは…待ってください！」
貴女の兄が弄んだりしたら殺すからね?とニッコリ笑って言うと彼は冷や汗。
貴女が結婚出来るのに。と彼に抱きつくと、成人するまで我慢です！の一点張り。



太宰治
「そうですね。私もそろそろ結婚したいんです。お義兄さん。…結婚して。栞。」
貴女を抱き締めて耳元で囁きます。兄の子供たちがけっこんするの?と聞くと、
そうだよ。私のお嫁さんだよ。と貴女を後に退けぬ状況に陥れます。



江戸川乱歩
「嗚呼、結婚なら今すぐにでもしたいんだけど、生憎この子がお預けにするんだ。」
この子というのは勿論貴女のことです。貴女がまだ早いです！と慌てていると、
お兄さんにもう24歳でしょ。と言われてしまいます。…結婚したら如何ですか?



芥川龍之介
「そ、其れはつまり、僕の嫁に彼女をくださるということですか?…恐れ多いです。」
未だ未熟なのでうんたらかんたらと溢す彼に兄が意気地無しだね。と笑顔で毒を吐きます。
貴女は兄にそんなこと言わないの！と怒りますが、彼はわりとしょんぼり。



中原中也
「義兄さんの許可も貰えたし、そろそろ結婚しようぜ。…な?良いだろ?」
貴女がモジモジしていると、兄に実はもう妊娠してたりしてー。と言われます。
図星をつかれた貴女。彼も兄もまさか本当とは知らず、目からうろこ。



ドストエフスキー
「ぼくは既にプロポーズしていますよ。…ただ、彼女は未だ不安だそうで。」
今までずっと兄や両親にくっついて育ってきた貴女。
いきなり彼と二人暮らしになってしまうことが心配なのでしょう。



条野採菊
「私は意気地無しですね。貴女の兄に言われるまで勇気が出ないのですから。」
跪いて貴女に結婚してください。と言う彼に赤面しながら抱きつくと、
兄はニッコリ笑っています。兄さんどんだけいい人ですか…。

別れた夢主が泣きながら366日を歌っているのを文豪が見た日。*雪様リク*→←待望の女の子が生まれた日。*抹茶党様リク*

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