文豪たちの観察日記 九冊目【文スト】

敵組織の政略結婚した夢主が男性恐怖症で文豪を怖がった日。 ページ32

かなり重症です。幼少期に男の子にいじめられたことがきっかけで恐怖症になりました。



中島敦
「あ…。ごめんなさい。貴女の気持ち、全く考えていませんよね…！」
結婚とはいえ政略結婚です。貴女が彼と手が当たっただけで、
怯えて逃げるのも無理ありません。彼は優しいです。安心してください。



太宰治
「男性恐怖症か…。…一寸寂しいけど、君のもった性だからね。仕方ないか。」
わざと貴女に罪悪感を植え付けてどうにかして近づこうとしていますよ、彼。
貴女が彼に一寸くらいならいけないこともないこともないです。と言うと笑っています。



江戸川乱歩
「落ち着いて。そんなに怖がらないでよ。…別に君のこと取って食べないから。」
貴女が済みません。トラウマになっていて…。と落ち込むと彼は頭を撫でて、
僕も協力してあげるから克服しよう?と言ってくれます。優しいすぎる…！



芥川龍之介
「…済まぬ。な、泣かないでくれ。…や、僕は、傷つけたりなどせぬ…！」
まだ敵だった時の名残が強くて彼を見る度に部屋へ逃げ、泣く貴女。
でも実は彼、貴女が寝た後こっそり貴女の額にキスしたりしてますよ。←



中原中也
「俺は絶対傷つけねぇよ。政略結婚とか関係ねぇだろ！」
貴女の手を優しく握って笑いかけてくれる彼には貴女も安心。
貴女が少し微笑んで彼に有難う。と言うと其れだけで彼はノックアウトですが。



ドストエフスキー
「そんなに怯えないで下さい。…ぼくの妻じゃないですか。…ね?」
怖がってドアの影からひょこっと覗いている貴女。内心彼は可愛いと思っています。
横でゴーゴリがドス君、頑張れ！あと一寸！と小声で応援してくれています。



条野採菊
「…ごめんなさい。でも、私が貴女のことを愛しているのは嘘じゃないですから。」
まだ距離を置きたがる貴女に対してここまで直球で言える彼ってかっこいいです。
彼にそう言われるだけで照れる貴女もなかなかウブですが。初心だなあ。←

夢主が文豪に憧れて文豪の所属組織に入ったのを知った日。*ハク様リク*→←女性陣が夢主を女だと知らずに恋しているのを文豪が知った日。

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