文豪たちの観察日記 九冊目【文スト】

夢主が料理中に怪我をした日。*月九尾様リク* ページ23

よく舐めるシーンありますよね。少女漫画で。文豪とは夫婦です。



中島敦
「あっ、怪我したんですか?一寸待ってて下さい！…あった、救急箱。」
マキロンと絆創膏を貴女に渡し、料理を代わりにやると言ってくれた彼。
なんて優しいんでしょうか。全ての日本人男性の鏡ですよ。



太宰治
「ありゃ、血が出てる。…んー。絆創膏が何処か分かんないから応急処置ね。」
嘘です。救急箱の在処くらい何処か知っていますよ。ただ指を舐めたいだけ。
貴女が珍しく照れていると、彼は嬉しそうにニコニコしています。



江戸川乱歩
「あっ、怪我したの?…うーん。舐めときゃ治るよ！僕がやってあげる。」
太宰さんとは違って純粋に舐めときゃ治ると思って言っています。
貴女が慌てているうちに直ぐ舐めて止血させちゃった彼。意外と積極的。



芥川龍之介
「待っていろ。……あったぞ。救急箱。…何だ、その顔は。どうした?」
貴女が真面目な奴め。と言うと彼はニヤッとした後に素直に言え。と指をぱくり。
憧れのシチュエーションだったのでしょうか?彼は貴女にしたり顔ですが。



中原中也
「おいおい、気を付けろよ?ほら、指貸せ。…治してやるから。」
貴女がてっきりマキロンをつけるのだと思ったら彼に舐められて終わり。
フリーズした後に馬鹿！と彼の頬をつねると彼は後悔は無いと言います。



ドストエフスキー
「た、大変です！えっとえっと…。あった！救急箱！…可哀想に…。」
めちゃくちゃ過保護ですね。貴女が彼に慌てすぎだよ！と言うと、
彼は貴女に傷がつくなんて…！と貴女を抱き締めて慰めています。溺愛か。



条野採菊
「血が出ちゃいましたね。…救急箱は場所を忘れたので…。仕方ないですね。」
貴女の指を咄嗟に掴み、ぺろり。貴女が普段の彼と違って悪そうな顔をしている彼に、
意地悪！と言うと彼は意地悪で結構ですよ。とニコリ。うわあああ反則うううう(((

年末年始について　必読です！→←夢主がウトウトして無防備だった日。*月九尾様リク*

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す