文豪たちの観察日記 九冊目【文スト】

ヤンデレ文豪に監禁されている夢主が他の文豪の異能力名を呟いた日。*サーカス*。様リク* ページ17

結末が文豪によってバラバラ…。文豪→夢主→()の文豪です。



中島敦(芥川龍之介)
「どうして僕じゃなくて芥川なんですか!?…貴女はいつも僕を傷つける。」
彼に腕を掴まれた貴女が触らないで!!と平手打ちすると突然泣き出します。
完璧に今までの敦君ではありません。もう彼からは逃げられない恐怖を感じます。



太宰治(中原中也)
「あんな蛞蝓のことなんて気にしなくて良いよ?私だけを見てくれ給え。」
その瞬間に割られた窓ガラス。振り向くと其所には小柄な帽子の似合う青年が。
彼に抱き締められているので貴女からは逃げられません。一体どうなるのでしょう。



江戸川乱歩(ポオ)
「あのさ、戯言言うなってあれほど言ったよね?…本当は僕に苛められたいの?」
貴女が違う！と言うと突然飲まされた謎の薬。其れは洗脳に使う特別な薬でした。
其れからというもの何故か彼が頭から離れない貴女。恋とは言い難い何かに支配されます。



芥川龍之介(中島敦)
「人虎のこと等気に留めるな。…僕が死んでも愛してやる。…何故泣く?」
貴女が泣き出すと彼は何処か悲しそうな表情をして貴女の涙を拭います。
そういう事をされると此方だって困りますよね?飴と鞭が一番上手なタイプ。



中原中也(太宰治)
「なあ、俺より彼奴の方がそんなに好きかよ?…俺だって、手前のこと愛してるのに…。」
こういう愛情はかえって相手を苦しめているだけですよ?でも今の彼には其れが分かりません。
ある時彼の留守中に窓から砂色の外套を着た美男子が。その手を取りますか?それとも…?



ドストエフスキー(太宰治)
「ぼくは貴女に死んでほしいのではなく、ただぼくだけを愛してほしいんです。」
純粋に其れだけですよ?と貴女に近寄りそっとキスする彼。自分でもよく分からないのでは?
彼が好きなのか、太宰さんが好きなのか。作者はどっちも愛していまs(((

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