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瞬間。
＿＿＿バキバキバキッッ＿＿＿
予想通り地面が一気に凍り、大多数がその氷結に巻き込まれた。
しかし、幾人かは避けた様で、当人である轟は少しこちらを見た後、走っていった。
勿論、私もはねあがって避けた。
はた迷惑な事に、大分広範囲を凍らせてくれてあるため、氷上を走ろうにも走れない。
ので、仕方なく歩いた。
氷の途切れた場所から、全速力で先頭を追いかける。
一応言っておくが、これでも私は甲だったのだ。柱を抜かせば、最高位なんだ。
そんじょそこらの高校生と私。どちらが素早いかと言えば………
«おぉっとォ！？ここでA組緋神が、怒涛の追い上げをみせる！！え、待って足速ッッ»
しばらく進んだ辺りで、入試であいまみえたでっかいロボがこちらを見下ろしている。
«第一障害！！入試ん時のゼロポイントヴィランだ！！»
とかなんとか、プレゼントマイクの実況を聞き流しながら、普通にぶっ壊して良いかな…と思っていると、轟がまたしても氷結の個性で、不安定な姿勢のタイミングを狙ってロボを凍らせた。
«首位轟ィ！！ここも難なくクリアかよ！！しかも…»
そして、それを好機だとでも見誤ったのか、数人が隙間を通ろうとする。
案の定、氷が崩れて下敷きになった。
アイツ、結構イイ性格してんな。
«攻略と妨害を一度に！！»
大きく跳び上がると、残っていたロボが襲いかかってくる。
その攻撃を受け流しながら、ロボの頭部を越えた辺りで、宙返りし、その勢いで頭部を足場に、もう一度大きく、今度は前方に向けて跳ぶ。
私の蹴りの衝撃に耐えきれなかったようで、ロボの頭は大きく凹み、そのまま生徒達の方に倒れ込む。
«今度は緋神！どんな脚力だよ！！»
一気に跳躍し、轟が目視できる辺りまで接近する。
しかし、なかなかに足の速い轟。
追い付けない訳じゃないが、なんだか、今は一位にならなくとも良い気がする。
そうこうして、着かず離れずの距離を保っている内に、次の障害にたどり着いた。
そこは、奈落のような、深い谷のような………言葉では形容し難いような場所に、細いロープが張ってある障害だった。
轟が氷結の個性で突破するのを横目に、私もまた跳ぼうかな、と考えた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ふぐひらめ(プロフ) - 顎！さん» うわぁ、すみません、言われてみれば、確かに…！何分、原作も手元になく、アニメで見た知識をうろ覚えで書いていたので、このようなミスが目立ってしまい、申し訳ないです…！修正しておきますね！ご指摘、ありがとうございます！！ (8月22日 16時) (
レス) @page26 id: 63e1c883be (このIDを非表示/違反報告)
顎！ - 騎馬戦のチームって轟のとこに上鳴いませんでしたっけ？ (8月22日 16時) (レス) @page25 id: baae4f81da (このIDを非表示/違反報告)
ふぐひらめ(プロフ) - 遅くなってしまい、申し訳ございません！ご指摘ありがとうございます！正しくはガイダンス、でしたね…直しておきます！ (2023年2月18日 12時) (レス) @page3 id: 3f318045dc (このIDを非表示/違反報告)
sakuya(プロフ) - エントランスは玄関の事では無かったでしたっけ？ (2023年2月8日 16時) (レス) @page3 id: 747f4d75c0 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐひらめ - しうさん» そう言って頂けてとてもうれしいです！今なら空も飛べます！！上空をご覧ください、ふぐひらめがいます(笑)。あ、下記のidとは違うかと思われますが、下記のものは3DSから、これはPCからコメしているだけなので気にしないでください！ (2022年9月19日 14時) (レス) @page46 id: 3f318045dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぐひらめ | 作成日時：2021年2月6日 21時
