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待ってくれたちゃかに、トイレ！と声をかけて、廊下に出たところで、佐々木さんに遭遇した。お疲れ様です、と横を通るすぎようとすると、腕を掴まれて、トイレ？と聞かれて、不思議に思いながらもコクリと頷くと、この階のトイレ調子悪いらしくて使えないから、一つ下の階行きな？と教えてくれた。純粋に、そっか、と信じで下の階のトイレに駆け込み用をたしてトイレから出ようとした時、大きな体にドンとぶつかって、行く手を阻まれた。顔を上げるとさっきあった佐々木さんがニヤッと笑いながら、攻め寄ってきて。
松倉くん、いいこと、教えてあげる
耳元で囁かれたその声にぞわっとした。
直感的にやばい、と思って、でも、怖くて動けなくて。攻め寄ってくる佐々木さんから後ずさると奥まで追いやられて、個室に押し込まれた。怖くてたまらなくて、でも、このままじゃ、と、やめて！と大きい声を出したら。それが意外だったのか、少し驚いたような顔をした、のに。次の瞬間にはもう口を手で塞がれてて。
「騒いだら、ひどいこと、するよ」
その言葉にもう固まってしまって。ボロボロ泣くしかなくて。俺、男なのに、とか、もう子供じゃないのに、とか。頭の中ではどうにかしないといけないと思うのに、身体も動かなくて、怖くて怖くて。そんなの思ってるうちに、口元の手は離れていった。目の前に膝立ちして俺を見上げるように目を合わせ、震えて縮こまる俺にいい子だね、とあの人は気持ち悪く笑って、俺の服を裂いた。
俺の顔を凝視したまま、気持ち悪く体を撫で回され、女の子とは明らかに違う平坦な胸を舐められる。
拒否らなきゃ、俺、女の子じゃないのに、こんな、なんで、とずっと恐怖に支配されていた思考の中で思い出したかのように、やめて、と声が出た。その声は自分が思ってるより何倍も小さく、震えていた。
それでも、手を止めないあの人は、俺のベルトに手をかけた。
阻止しようと震える手であの人の手を掴んだのに、
「大丈夫、気持ちいことしかしないよ」
と俺の手を握り返し笑った。
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ナツメ(プロフ) - 更新楽しみにしていました。作者様のペースで楽しみながら頑張ってください^ ^ (2022年1月11日 10時) (
レス) @page47 id: 8dc454fb00 (このIDを非表示/違反報告)
ぱん粉(プロフ) - また更新して下さって嬉しいです。有難う御座います。(^^) (2022年1月11日 7時) (レス) @page48 id: 7b4720bbb1 (このIDを非表示/違反報告)
しろごはん(プロフ) - Pさん» Pさん、コメントありがとうございます。お待たせしてすみません…のらりくらりですが続けていきますのでこれからも読んで頂ければ嬉しいです_(:3 」∠)_ (2022年1月10日 23時) (レス) id: a9eb0ed935 (このIDを非表示/違反報告)
しろごはん(プロフ) - イカさん» イカさんコメントありがとうございます。待っていてくれてたようでナミダナミダです。遅くなるかもしれませんがお付き合いください(；ω；) (2022年1月10日 23時) (レス) id: a9eb0ed935 (このIDを非表示/違反報告)
イカ(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きが読めて、嬉しいです。また、楽しみにしています！ (2022年1月10日 23時) (レス) @page48 id: bba6564774 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろごはん
| 作成日時：2021年6月27日 15時
