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優しい夢を見た。メンバーに甘やかされて俺は幸せそうだった。なによりも紫耀に純粋に甘えに行き抱きしめられてる自分が幸せそうだった。
じんわり暖かい気持ちのままゆるゆると意識が浮上し始めた。
「…だ…しょ……え…」
「ちが……んだか…」
聴覚が先に起きてきてメンバーの声が聞こえる。目を開けるにはまだ早い。
「廉かわいい、エモすぎ」
かいと何言ってん？
「いやこれはうん、えもいってやつだな」
優太までなに？
「もう時間だから、紫耀、廉のこと起こしてよ」
ジン、ジンが起こしてくれればええやん…
「だぁ…もお…。」
遠目に聞こえる紫耀の声。めんどくさそうで、夢の世界とは違うんだと脳が覚醒してく。大丈夫や、自分でおきますとも。
目にグッと力を入れて瞼をあげようとするもやっぱりすぐには起きられない、まだこのまま寝てしまいたい本能に抗えない。ふっとまた夢に飛びそうな時、1番近くに声を感じた。
「廉、起きて、廉。…れーん。廉。準備。そろそろしないとだから、ほら、廉。れん。」
いつもより優しい声色の紫耀。トントンと肩を叩かれ本格的に意識が戻ってくる。
「ん…んー…しょお…」
「はい、起きて、廉、仕事だよ」
むくりと起き上がった目の前には同じ目線にいる紫耀の姿。その後ろでニマニマしてる3人。
そして、パサっと自分から剥がれる紫耀の上着。あ、そうやった。
「ん、しょお、ありがとおな。よくねたわ。」
「ええよ、大丈夫か？」
「おん」
「無理すんなよ」
「…ぉん」
奥でニヤつく3人は俺が起きたことを確認してメイク室先行くわー、とガヤガヤしながら楽屋から出て行った。
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かみな - 初めまして、かみなです。とっても素敵な作品でした！廉くんの寝起きとか立ちくらみの描写がすごく上手で！応援してますー (2020年3月22日 18時) (
レス) id: 6273f3044e (このIDを非表示/違反報告)
しろごはん(プロフ) - ゆ う なさん» ゆうなさん、コメントありがとうございます。一瞬の質問に答えてくれてありがたいです〜！やっぱりそうなのですね、もう少し関西弁取り入れられるようにしたいと思います。次作書いてますのでまたよろしくお願いします(^o^) (2019年9月15日 23時) (レス) id: feb1916cdd (このIDを非表示/違反報告)
ゆ う な(プロフ) - 考えてる時も基本関西弁ですよ！めっちゃよかったです！ (2019年9月15日 0時) (レス) id: bc976de4c0 (このIDを非表示/違反報告)
しろごはん(プロフ) - ゆうさん» ゆうさん、コメントありがとうございます。喜んでいただけたみたいで私も嬉しいです。またいくつかあげていきたいと思ってるので、よろしくお願いします^o^ (2019年9月10日 19時) (レス) id: feb1916cdd (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - こんばんは。全て読ませて頂きました！この作品めちゃめちゃ好きです…！またいつかしょうれんの作品書いて頂けたら嬉しいです！いきなりコメント失礼しました。 (2019年9月9日 19時) (レス) id: 17bc4c210b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろごはん
| 作成日時：2019年9月9日 12時
