可愛い僕っ子ちゃんと王子様【２】 (ページ50)

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最終回っす！ページ50

幸村「こうして、魔法にかけられていた姉は王子に戻りシンデレラとめでたく結婚できましたとさ。以上をもちまして”二人のシンデレラ”を閉幕いたしたいと思います。ご覧頂いた皆様、ありがとうございました」

終わった！

猫澤「てか、なんで話変わってんすか！？戸惑ったっす！」
仁王「この方が面白いじゃきぃ」
丸井「それにこれを提案したのは赤也だぜぃ？」
猫澤「い、いつ！？」
柳「さっきだ」
猫澤「こ、こんな短時間で！？」
幸村「ほんとに赤也は大変だよ(クスッ」
切原「す、すみませんっす！」
柳「あぁ、猫澤？」
猫澤「はい？」
柳「石崎が靴箱で待っている。荷物全部持って来いと言っていた」
猫澤「あ、はいっす。では、皆さん、また・・・！」

タッ

幸村「皆・・・これからが本番だよ！！」
皆－不思議「イエッサー！！」

そっか、そろそろ時間だもんね
もう、この学校ともお別れなんすね
あぁ、最後まで先輩たちに言えなかったっす
無責任な女って思われるっすね

石崎「亜璃咲！」
猫澤「亜美ちゃん！もう、行かなきゃ、なんすね」
石崎「うん。でも、待って。今から最初で最後の盛大イベントが始まるからっ！」
猫澤「え・・・？」

亜美ちゃんに校門の前まで引っ張られ学校の方に向けられた
そして、上を見上げるとそこには

風船が放たれ、音楽が鳴り響き、太陽に照らされているR陣全員がそこにいた

猫澤「こ、これは・・・？」
石崎「亜璃咲のお別れ会に決まってんじゃん！」

その言葉を聞いた途端目から涙が溢れ出た

猫澤「うぅ・・・み、皆さん・・・」
石崎「泣かないでよ・・・私まで泣いちゃう、じゃ、ん・・・ぅう」
幸村「せーのっ」
R陣「離れていてもテニス部は亜璃咲／猫澤の事は忘れない！・・・いってらっしゃい！」

猫澤「・・・はい！」
石崎「いってらっしゃい！」

亜美ちゃんとハグを交わし待っていた車に乗り東京へ向かった

～翌日～

母「いってらっしゃい！」
猫澤「行ってきます！」

僕は今日から新しい中学校へ！
てか、道だけ教えられてどこの中学校かは教えてられてないんすよね；
”お楽しみ”って；
おっと、喋ってるうちに着いたっす！

？「えっ！ちょ、まさかアンタ！」

校門の前でそう言われた
振り向くと

猫澤「えっ！キ、キミは＿＿君！？」

そう、ここは

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”青春学園”だったのです