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あなただけ(涼太story)1 ページ16

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あれから1週間。




いまだに連絡できないでいる。









仕事、行かなきゃ。








ーーーーーーーーーー






「いらっしゃいませ〜」



私の職場は近所にある、カフェ。

最近では私に会いに来てくれる、

常連さんなんかもいて、

お仕事は充実している。


客「Aちゃん、今日も可愛いねー。」


客「Aちゃん、いつものね。」









カラン カラン



すらっとして背の高い男性と、可愛らしい女の子が入ってきた。







「いらっしゃいま…っ!」




そこにいたのは涼太くんだった。





涼太「Aっ、…」


女の子「涼太ぁ。だぁれ?知り合い?」


涼太「あぁ。ちょっとな…、」


女の子「ふぅーん。」




主「ごっ、ご注文はどうなさいますか?…」



涼太「カフェラテ、ホットで…」


女の子「ぁ、私も同じのっ。涼太と本当気が合うなぁーっふふ」





なんだろう。この心臓が締め付けられる感じは。


涼太くん、彼女いたんだ。







2人は窓側の席に座った。

彼女が嬉しそうに涼太くんを見つめてる。









客「ねぇ。あれ、ジェネレーションズ の片寄くんじゃない?」

客「あっ本当だ!かっこいい〜。一緒にいるのってモデルの子だよね?」

客「お似合いのカップルって感じ!」





聞きたくないのに会話が聞こえる。




あれは全部遊び。だったんだ。




そーだよね、涼太くんが私なんか…









好きになる訳ないよね。









気付いたら目に涙が溢れていた。






主「っ、ごめんなさい。ちょっと裏行ってきますっ。」



店員「Aちゃん大丈夫っ?どうしたのっ」



主「大丈夫ですっ、ちょっとっ。」




2人が仲よさそうに話してる姿なんて。

これ以上見れないよ…。









休憩室に入ると、

さらに涙が溢れてくる。







「…っ。ひっく…、」









コンコンっ


店員「Aちゃん、片寄って方が呼んでるけど…どうする?」


ドアの向こうから声がする。




「すみませんっ。私は帰ったことにしてもらえますか…、」



店員「ん、わかった。店長には私から言っておくから。Aちゃん、落ち着いたら今日はそのまま上がっていいからね。」



「っ、ありがとうございますっ。」

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設定タグ:ジェネレーションズ , GENERATIONS , 片寄涼太   
作品ジャンル:タレント
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美紀 - この小説最高です完結おめでと (2018年1月18日 16時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
☆Yuki★ - 3人のパターンは、初めてです!!とても面白かったです。 (2018年1月8日 15時) (レス) id: 4d7798c568 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます!まだまだ慣れていませんが…なるべくたくさん更新できるように頑張ります! (2017年12月31日 10時) (レス) id: 0190272664 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - LDHグループ大好きですこの小説最高です更新大変だと思いますが頑張ってください応援してます (2017年12月31日 8時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さや | 作成日時:2017年12月31日 1時

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