虹色デイズ3 * Gather round! ページ35
あれから3週間。
彼らとはいつの間にか仲良くなった。
メンディーくんのいじりは日課になったし、
隼くんの口数の多さでいつも驚かされるし、
裕太くんの“火星の話”で散々笑わされたし、
亜嵐くんは顔もイケメンな上に性格までイケメンで毎日惚れさせられるし、
龍友くんの世界一の変態っぷりも分かったし、
涼太くんの爽やかな神対応に毎日感動させられるし、
みんなといると楽しくてしょうがない。
確かに人気なのもわかる。
最初の印象とは正反対で。
優しいし、おもしろいし、その上イケメンだし、
彼らの一人一人の性格もわかってきた、
ただ、1人をのぞいて。
玲於「なに?」
怖い顔で睨まれる。
いつもわたしとは離れて6人の誰かと楽しそうに話すから、
どういう人かなって気になって、
なんとなく見入ってしまった。
見つめすぎたか?
そしたら、視線を感じたのかすぐ気づかれて、
こわーーい顔ですんごい睨まれた。
玲於「なんだよ」
「えっと、」
ここは正直に言った方がいい、?
“気になってあなたを見つめてましたっ☆”
って?
むりむりむりむりむりむり
死んでもそれだけは言えない、
龍友「あ!!!!!」
ビクッ
一斉にみんなが龍友くんを見た。
龍友「そういえばもうすぐみんなが待ちに待った体育祭やで!!!!」
なんか1人だけ龍友くんの周りにキラキラ光ってるように見える。
亜嵐「いや体育祭の話かよ!!笑」
裕太「いきなり大声出すからビックリしたわ!笑」
涼太「てかそれ今日の朝も先生話してなかった?笑」
龍友「え、まじ?俺おった?知らんわそれ」
隼「いやいやあなた爆睡でしたよ。笑」
涼太「明日種目決めするぞって」
龍友「ほんま!!?盛り上がるぜオラオラオラァ燃えてきたーーーー!!!!」
メンディー「龍友くん、熱い。」
亜嵐「周りなんか燃えてるよ、笑」
体育祭かー、
今年は何に出ようかな、
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作者名:YUME | 作成日時:2018年4月5日 14時