検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:69,372 hit

28 ページ28

「ふぅぅぅ…」



大丈夫。



絶対、大丈夫…



「…」ガラッ



『あ、来たよ。』



「っ…」



『上野さーん、昨日はどんな男といたのー?』



「…」



『私達気になるなー?』



『教えてよー!』



「…うーん、強いていうならお父さんかな?」



『…はぁ?』



「昨日ね?お父さんったらビール飲みながら『そんなの聞いてないわよっ!』バンッ!



「私…そんな噂に負けないからっ!」



頑張るんだ。



渋谷先輩みたいに強くなるんだ。



先輩の隣に立つんだもん。



先輩に似合う女にならなきゃ…



『…ぷっ。』



「…え?」



『…ごめんね?あまりにもキラキラした顔で言うから笑っちゃった!』ニコッ



…え?



ど、どういうこと?



『…この子がそんな悪い奴だと思わない。だから私は抜けるよ。姫乃。』



…え?



「姫乃…ちゃん…?」



姫乃「っ…」



『その手の噂も全部姫乃が流したのよ。上野さん。ごめんなさい。』



『ごめんね、上野さん…』



『ごめんなさい…』



姫乃「な、何よっ!私が全部悪いみたいにっ…!元はと言えばあんたと安田くんが仲良いからよ!」



…は?



章ちゃん…?



「…姫乃ちゃん、章ちゃんが好きなの?」



姫乃「っ…!」



「…あのね、1つだけ言うけど私と章ちゃん付き合ってないからね。」



姫乃「はぁぁ!?あんなに仲良いのに!?」



「だって、幼馴染だし…私…カ、カレシ…いるもん…///」



『『『ええぇー!?誰っ!?』』』



うっ…///



「渋谷先輩…///」



『え!?あの不良の!?』



『…ヤバくない?』



「…そんなことないよ。」



初めは、みんな怖がってた。



だから私も関わらない方がいいって思ってた。



でも…



「渋谷先輩ね?本当はすっごく優しい人なの!」



今なら胸を張って言える。



「私っ、渋谷先輩のこと大好きなの!」

29→←27



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
215人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Gran(プロフ) - わかりした!! (2017年6月1日 23時) (レス) id: 0e58d55f4f (このIDを非表示/違反報告)
RINNA(プロフ) - Granさん» ありがとうございます!よければ今書いている作品も読んでみてください! (2017年6月1日 21時) (レス) id: 4089651ac5 (このIDを非表示/違反報告)
Gran(プロフ) - 最近ログインできてなくて…最後まで読ませていただきました!やっぱすばるかっこいいです! (2017年6月1日 21時) (レス) id: 0e58d55f4f (このIDを非表示/違反報告)
∞tomoka∞(プロフ) - RINNAさん» ヽ(*´∀`)ノ♪はいっ! (2017年5月29日 21時) (レス) id: 699142c811 (このIDを非表示/違反報告)
RINNA(プロフ) - ∞tomoka∞さん» ありがとうございます! (2017年5月29日 19時) (レス) id: 4089651ac5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:RINNA | 作成日時:2017年5月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。