私の幼馴染に彼女(彼氏)ができた件。２ (ページ24)

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＊分かってないページ24

「なるほどっ！参考になったわ！」

安「お役に立てました？」

「もっちろん！明日楽しみにしててやっ！」

『あっ！佐伯さん！安田くん！早く！』

あっ、明日の連絡か。

急がなあかんやんっ！

…

『全員揃ったよね？それで、明日のことなんだけど…』

…なんか睨まれてる気がする。

ま、誰だかは予想つくけどな…

気にせんとこ。

『それで…紙コップが無くなっちゃったから今日買ってきて明日持ってきて欲しいんだけど…誰か頼んでもいい？』

「「「………」」」

『私、帰り道にお店なくて…100均でもいいんだけど…』

「あ、ならうちいくで？」

帰り道の通りに100均あるし。

『本当？頼んでもいい？』

「ええよ。」

それくらいどっーてことないわ。

『あっ、じゃあこれお金。今細かいお金なくて明日のお釣りに回したいから大金になっちゃうけど…』

渡されたのは封筒に入った１万円。

100均で１万円…なんか気ぃ引けるわ。

『それじゃ、解散！明日も頑張ろうね！』

…

…

…

渋「…」

錦「…」

「…」

安「…」

なんなんっ！？これ！

すばると亮ちゃん喋らへんから空気読んでまうやんっ！

よりによって空気読めない信ちゃんがいるクラスはまだ作業中やし…

４人で帰るしかないやんっ！

安「…」

すばるが起こった原因は章ちゃんやから章ちゃんも気遣ってるやん。

さっきだって亮ちゃんの隣にうちを押し出したし。

「あっ、亮ちゃんっ！２年生のどっかのクラスの焼きそば食べた？めっちゃ美味かったで？」

錦「ふぅーん…」

「…あっ、すばるっ！今日LIVEであかんこと言おうとしたやろっ！？」

渋「…気いつけるわ。」

…なんやねんっ！こいつら！

安「もぉー…渋やんはなんか誤解してるみたいやね。」

渋「は？」

章ちゃん…？

安「くふふっ♪ま、後夜祭で分かるんちゃう？」

なっ、ないす章ちゃんっ！

渋「意味わからんわ…」

錦「…」

こっ、ここはうちがっ！

「あっ、すばると亮ちゃん。後夜祭予定は？」

渋「寝る。」

錦「別に…」

「７時に会場入り口。来たらなんか分かるんちゃう？」

そこに来れば章ちゃんと片思いの相手がいるんや。

そーすれば解決やろっ？

…ここもうちが上手くせなあかんな。

「２人ともお互いの気持ちなんも分かってないやん。少しは相手の気持ち考えてみればええんちゃう？」