私の幼馴染に彼女(彼氏)ができた件。２ (ページ15)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:52,000 hit

＊頑張るページ15

「ここでええの？」

横「ええよ、元々中学の時の後輩に来てって言われてたからな。」

『あっ！横山先輩っ！』

あ、あの子かな？

…女の子？

これってまずいんじゃ…

横「来たで。」

『ありがとうございますっ！』

…絶対横ちょのこと好きやん。

丸わかりや…あの態度…

『あの…そちらの人は？』

横「え？こいつ？」

『もしかして…先輩の彼女とか…』

「違うけど、横ちょには好きな人がいるからあんた無理やと思うで。」

横「おっ////お前っ////何言うてるんっ////！？」

だって…

『えぇー…てか、先輩よく分かりましたね。私が横山先輩のこと好きなのこと。』

横「えぇっ////」

あれ？横ちょ気づかなかったんだ…

あんなに分かりやすかったのに…

『それなら仕方ないですね…本当はダメ元で後夜祭に誘うつもりだったんですけど…かえってスキッリしました。ありがとうございます。』

…めっちゃ良い子やん。

思ってたのと違うっ！

横「とっ、とにかく揚げパン２つ////」

「いや、４つ！」

横「はぁ！？」

「うち腹減ってんねんっ！」

『分かりました！』

あの子…強いなぁ…

横「お前さ…」

「ん？」

横「…なんでお礼に後夜祭誘ったん？」

「そんなの告白してもらうために決まってんじゃんっ！」

横「…////」

「肌が白いから顔赤いの丸わかりやで？」

横「うるさい…////」

「まっ！バッチリセッティングするから任せといてや！」

横「…は？」

『揚げパン４つお待たせしました！』

「あっ！ありがとうな！」

さーてとっ！これで後夜祭の準備は完璧っ！

うちはみんなの仮装衣装の準備せなあかんなぁ…

「ふぁぁぁ….」

横「デッカいあくび。」

「しゃーないやん、ここんとこ色々してるからや！」

横「だから言えや！手伝う言うてるやろ！」

「そんな怒らんでもええやんっ！」

それにうちは好きやからやってるだけやし！

横「んで？後やることは？」

「仮装パーティの衣装と…あと、クラスの衣装の修正…明日はみんなのLIVEの準備とか…」

横「手伝う。」

「いやいやっ！ええって！」

横ちょはLIVEに集中せなあかんのっ！

横「だから…」

「とにかくっ！また明日ね！」

横「あっ！待てって！」

うちはみんなの事が好きやから頑張れんねん。

みんなの為、自分の為に頑張ってんねん。