＊『幼馴染み会』 ページ1
「ふぁぁぁぁ…」
結局クラスの子の衣装の手直しもせなあかんかったから眠い…
ていうかすばると信ちゃん遅ない？
家の外で待ってやってるのに！
村「おーAー」
「信ちゃん遅いっ！」
村「すばるも来てないやろ。」
「それはもう慣れたわ。」
村「電話するか？」
渋「はよー」
「はよーちゃうわっ！遅いねんっ！」
渋「ふぁぁぁぁ…それより今日どこ行くん？」
「話を聞けっ！」
村「昼飯には早いし…」
「あっ！なら私本買いに行く！」
渋「…お前が買う本なんてどーせ男同士のアレやろ。」
あ、さすが幼馴染っ！
信「俺ら着いて行くん？」
「とーぜんっ！」
「「はぁぁぁ…」」
「ため息つくなっ！」
ええやん！人の趣味やろ！
渋「あっ！じゃあ俺の行きたいとこも付いて来てや〜♪」
「「どーせ…」」
渋「正解！」
「「まだ何も言うてへんやろ！」」
ま、すばるの欲しいもん言うたら…うん。
渋「新しいDVD欲しいんやけどさぁ〜通販より自分の目で見た方が確実にあたり買えるやろ？」
「あっ！それ分かるわ〜！ＢＬ本もはずれあたりあるもんなぁ！」
渋「この前俺なんかパッケージに騙されたんやで！？」
「めっちゃ分かる！うちもこの前あった！表紙のわりに内容薄いねん！」
渋「この前買ったヤツはパッケージはめっちゃヤバかったんに…内容薄すぎやねんっ！」
村「おい、午前中から内容濃すぎるわ。」
渋「はぁ…」
「ていうかさ、すばるって亮ちゃんと…したんやろ？」
渋「したで？」
「１回だけ？またしたいって思うん？」
渋「したいけどなぁ…多分次したら…」
「したら…？」
渋「止まらんくなりそう…」
「うきゃぁぁぁっ！」
村「お前ら本間にやめろやっ！！」
「「ごめん、ごめん〜♪」」
渋「やっぱさぁ…もう少し大人になってから…」
村「もう本間に幼馴染やめるで？」
「「それは困る！宿題誰に写させて貰えばええねんっ！！」」
村「…クラス違うんやからもう俺に頼らず生きてみろや！」
「「そいつは無理やな！」」
村「はぁ…」
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作者名：RINNA | 作成日時：2016年10月10日 11時
