2人の記憶3 ページ27
安子side
ーだから…俺が忘れさせたる。
そっと近づいてくる大倉。
あの子はすこし身震いした。
ー好きやで。ずっと前から。
真剣な顔で見つめる大倉…
うちは…横ちょに裏切られたの?
それで大倉を好きになっていったの?
記憶が…
記憶がない…
大切なものはすぐ近くにあるのに…
何故か届かない…
掴めない…
うちは…
どうすればいいの…?
?「…ス…ヤス…」
その声は…
「んんっ…」
気がつくと病院だった。
あ、確か…
刺されたんだっけ…
横「ヤス…?ヤス!よかった…」
横ちょの頰がすこし濡れていることに気付いた。
もしかして…
「泣いてた?」
横「んなわけないやんっ!」
顔を真っ赤にしながら言う横ちょ。
「えー?素直に言ってよ!」
横「ちゃうって!」
ひとつひとつの仕草でさえ。
愛しく見えるのは。
どうして?
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RINNA(プロフ) - 六条御息所さん» ありがとうございます! (2015年10月17日 19時) (レス) id: 4aa847a432 (このIDを非表示/違反報告)
六条御息所 - もちろんです!これからどうなってくのかすっごく楽しみです。 (2015年10月17日 19時) (レス) id: da78681b42 (このIDを非表示/違反報告)
RINNA(プロフ) - 六条御息所さん» ありがとうございますっ!これからも頑張るんで是非よろしくお願いしますっ! (2015年10月13日 19時) (レス) id: 4aa847a432 (このIDを非表示/違反報告)
六条御息所 - 移行おめでとうございます!1の時から見ていたので長く続いて嬉しいです。これからも頑張ってください。応援してます! (2015年10月13日 19時) (レス) id: da78681b42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RINNA | 作成日時:2015年10月12日 20時