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◆65◆ ページ34

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「……驚いた。まさか、アーティがそんなまともなこというなんて……」




「えーっ!?なにそれどういうこと!?僕はいっつもまともだよお!」




頬を膨らませたアーティに、思わずAはぷっと笑いを漏らした。




大人なのに、子供みたいで、どこか狂いじみてたアーティ。




(それでも、大切にしているんだなあ。)




化身のことが、本当に大切なんだ。




「もうっ、いいよ!Aがそんなに馬鹿にするなら、僕帰っちゃうから!」




「はいはい。」




「あっ……でもさあA。」




「なあに?」




「化身には、あまり入れ込みすぎないようにね。……多分、僕らもそう長くはないだろうからさ。」




「……え?」



「じゃあねっ。」



それは、どういう意味。



そうアーティに尋ねる前に、彼は手を振り、丘を降りていってしまった。




「……どういうことよ……それ……」





もう、長くはないなんて。




フロレンスの消失は、一体何を意味するの……?




Aがその意味に気づくのは、それからもう少し後のこと。

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設定タグ:ヘタリア , 夢小説 , 史実   
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幻想曲(プロフ) - darkness duskさん» ありがとうございます!はい、更新頑張りますね(´∀`*)そう言っていただけるのが一番嬉しいです(^q^) (2014年9月4日 0時) (レス) id: 4fb4e092fe (このIDを非表示/違反報告)
darkness dusk(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。続編おめでとうございます!いつも楽しみに読ませていただいてます!頑張って下さい! (2014年9月4日 0時) (レス) id: ff9839b328 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:幻想曲 | 作者ホームページ:http://uranai.amanoboru  
作成日時:2014年9月4日 0時

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