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「……まあそんなわけだな。なるべくうまくやれよ。お前もお前の主もこちら側につくんだろ?まあせいぜい足引っ張んなよ。……ったく。なんでお前となんか……」





「あれっ、もしかして二人とも仲悪いの?もーやだなあ仲良くしてよー。僕がいづらくなるでしょー?」




誰がお前のことなんて考えるか。アーティから狂気じみたものを感じたAは、即座に彼の言動に怒りを感じた。




(こっちだって、好きでこんなところいるわけじゃないのよ……)




どうせなら、ギルベルトの味方になりたかったのに。




心のどこかで、そんな声がした。




エリザベータと全く反対の意思をしていることを、Aは知っていた。




それが片割れとして、いけないことだということも。




彼女が幸せならば、それでいい。自分の存在意味なんて、それだけだ。




以前のAなら、そう言い聞かせていただろう。ロディのことも、アーティのことも、みんなみんな我慢して。




けれど、今のAは違った。



強い守護心の他に、生まれた心。それは、他人を思う心。




それが、Aの心の中の嫌悪感を創り出していたのだ。




それが、片割れにとって一番あってはならない心であることも知らずに。

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設定タグ:ヘタリア , 夢小説 , 史実   
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幻想曲(プロフ) - darkness duskさん» ありがとうございます!はい、更新頑張りますね(´∀`*)そう言っていただけるのが一番嬉しいです(^q^) (2014年9月4日 0時) (レス) id: 4fb4e092fe (このIDを非表示/違反報告)
darkness dusk(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。続編おめでとうございます!いつも楽しみに読ませていただいてます!頑張って下さい! (2014年9月4日 0時) (レス) id: ff9839b328 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:幻想曲 | 作者ホームページ:http://uranai.amanoboru  
作成日時:2014年9月4日 0時

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