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それが確実なものとなったのは、十九世紀に入ってから。ふらりと訪ねてきた、アーティからの情報だった。




「……それ、やっぱり本当なの?」



いつもの丘の上。ギルベルトに教えられたと、やってきたアーティは唐突にフロレンスが消えたことをAに教えた。



単なる噂としか考えていなかったAにとって、それは大きな衝撃となった。




「もう、僕が嘘言うわけないでしょー?僕だってこの目で確認したんだから。ここに来る前に、フランスに出向いてね。」




その時、フランシスのそばにフロレンスの姿はなかったという。




「アーサーにばれちゃうから、やっぱり化身には聞けないんだよねえ。だから苦労したんだよ?彼が本当に居なくなったのか証明すること。」




「なんで……一体、いつ消えたっていうの?」




「二年前。1799年だってさ。フランスで共和政が確立してからだって。……ほら、1789年にフランスで大きな革命があったでしょ?あの頃から既に消えかけてたんだってさ。しぶとい奴だよねえ?」




「でも、なんでそんな急に……」




「国になったからだよ。」




「え?」




アーティはそばかすだらけの頬を緩ませながら、またAに続けた。

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設定タグ:ヘタリア , 夢小説 , 史実   
作品ジャンル:その他
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幻想曲(プロフ) - darkness duskさん» ありがとうございます!はい、更新頑張りますね(´∀`*)そう言っていただけるのが一番嬉しいです(^q^) (2014年9月4日 0時) (レス) id: 4fb4e092fe (このIDを非表示/違反報告)
darkness dusk(プロフ) - 初めまして。いきなり失礼します。続編おめでとうございます!いつも楽しみに読ませていただいてます!頑張って下さい! (2014年9月4日 0時) (レス) id: ff9839b328 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:幻想曲 | 作者ホームページ:http://uranai.amanoboru  
作成日時:2014年9月4日 0時

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