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「な、」






なんて突拍子ない子なんだ……









……はぁ。









……好き………………(語彙力皆無)




俺は、思う。
オタクという生き物は推しを目の前にするとIQが2くらいになるものなんじゃないか、と。





「……べつに、そっちが嫌じゃないなら、」





そんな風に格好つけてみながら、内心むしろ大歓喜していた。こんな夢みたいなこと、合法的に行われていて大丈夫か?と考え、心臓がずっとバクバクしていた。


俺は推しの邪魔はしたくないけど、推しが望んでそうしたいと言ったんだから、と自分に言い聞かせる。それに、Aちゃんはもしかしたら気を遣ってそう言ってくれたのかもしれないし。


物事をあまり深く考え過ぎないようにしよう。
俺達の出会いは奇跡と奇跡が重なった結果だ。





「本当?ありがとう!」






その笑顔、プライスレス。





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作者名: | 作成日時:2019年2月21日 14時

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