やっぱ怒らせちゃイケない。 ページ46
『【汚れつちまつた悲しみに】〜』
いやぁ…やっぱこの異能良いね!!
両手塞がらずにしかも歩きながら読書する事が出来るんだよ!!
詰まり、お菓子を食べながら本を読めるってことだよ!!画期的だよマイケル!!←
え?誰か来たら如何するかって?
来る前に読書止めます。←
『〜♪』
コツ
「ゲホ…ゴホ」
『……さて、そろそろ止めときま』
誰かが来たのが判り浮かせていた本を手に取る。
思わず言葉が止まる。
ポトッ
だって……
先刻まで私の手にあった本が両断され
滑り落ちた。
『ほぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおん!!!!』←
あ、あれ……何か目から汗が((
あ、目が沁みる((
「怪我が治ったそうだな。約束を果たして貰うぞ」
聞き覚えのある声。
其の時_____僕の中の、決定的な何かがぶちギレた気がせんでもない。←
『……か。』
「……?」
『また手前かよ。飽きねェなァ?』
床からミシッって音が聞こえる。
『其れに……本を粗末に扱うたァ…見逃せねェなァ?』
「ぐ…っ!」
僕君が膝に付く。
「其の位にして置き給え。其れ以上は体に善くないからね」
肩に手を置かれ異能が無効化される。
『嗚呼、太宰さん』
「全く……今まで以上に殺気を出してたけど…如何し……嗚呼。」
太宰さんが僕君を視界内に捉えると表情が消えた。
「また、君か。」
「ゲホっゴホっ!」
咳をする僕君を凄い冷めた目で見る太宰さん。
あ、お腹いたい←
『今すぐ此処から離れてェェ……』←
あ、しまった本音出た
「Aちゃんは未だ怪我が完治していない。だから、
せめて完治するまでは止めろ…と云って置いた筈だが?」
「……済みません」
「はぁ……本当に"使えない"部下、だねぇ」
僕君が手を握り締める。
「だから、いっその事」
ジャキ
「"処分"して仕舞おうか」
太宰さんが拳銃を構える。
太宰さんの名前を呼ぼうとすれば、太宰さんは一つ溜め息を付いた
「…と云いたいけどAちゃんも居るからねぇ。今回は見逃そう。
……次は撃つ。」
ヤダ僕君睨まないで…←
私も怖いから……
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双黒の片割れ - ハルルさん» 有り難う御座います(^_^) (2018年4月30日 20時) (レス) id: 01d6929d60 (このIDを非表示/違反報告)
ハルル(プロフ) - 続編おめでとうございます( ^ω^ ) (2018年4月30日 13時) (レス) id: 550f62c94f (このIDを非表示/違反報告)
双黒の片割れ - ハルルさん» あー、私も友達としてますね。←ボケ兼突っ込み (2018年4月29日 19時) (レス) id: 01d6929d60 (このIDを非表示/違反報告)
ハルル(プロフ) - 中也さんと太宰さんだったwww (2018年4月29日 18時) (レス) id: 550f62c94f (このIDを非表示/違反報告)
ハルル(プロフ) - 彼奴、Sとボケですからね〜。あっ、俺はツッコミですよ。毎日漫才が見れますw(⌒-⌒; ) (2018年4月29日 18時) (レス) id: 550f62c94f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:双黒の片割れ | 作成日時:2018年3月21日 14時