片想われと片想い【Fischer's:モトキ】

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運動会1日目。


外で行う競技、リレーだったり、パン食いだったりから始まる。


「いけー！ンダホ〜！！！」


やっぱりパン食い強いなぁ…。


1抜けして美味しそうにパンを頬張る彼にお疲れ、と声をかけた。


リレーではユキが大活躍。


他のチームの前の人まで抜いて、私たちのチームは圧勝！


ユキ「しゃっ！」


「さすがユキ！！」


きゃあきゃあ騒ぐ私たちに、マサイが言う。


マサイ「運動できるやつって違ぇよな〜やっぱり」


ユキ「何言ってんの、さっきの障害物リレーで1位とってたくせに」


そう、マサイは長身、足長だけれど、こういうのは得意。


ネットもさっとくぐり抜けて、ハードルも軽々。


「さすが、男見せたもんね」



マサイ「あれは頑張ったわ。褒められるべき」


「チームのために頑張ってくれてマサイくん、偉かったね〜」



マサイ「それはちょっと違う……」


わざとらしく褒めると、不満そうな顔を浮かべたマサイ。


褒めてって言われたからちゃんと褒めました！！


と、女子たちのきゃ〜！！という黄色い声がが。


ンダホ「お、シルクかな？」



３年生の部のリレーで、大きな盛り上がりを見せている。


その理由は、まさにンダホの言った通り。



「やっぱ足速いなぁ……」



最下位にまでなっていた赤組が、シルクのおかげで1抜けとなった。



シルク「っしゃあ！！！」



ゴールテープを切って、シルクが拳を突き上げ、声を上げた。



あれはモテるよなぁ…。

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ラッキーアイテム

シルクのパソコン

ラッキーパーソン

ザカオ

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