片想われと片想い【Fischer's:モトキ】

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そんなことがしばらく続いて、テスト前日。


モトキ「うん、あってる！明日からバッチリだよ！！」


「モトキ先輩が教えてくださったおかげです！ありがとうございます！」


モトキ「Aちゃんの努力の賜物だよ！俺は少し支えてあげただけ。」


そんなことを言うけれど、実際、


モトキ先輩の教えがなかったらここまでなれなかった。


というかちゃんとテスト勉強していたかも怪しい。


ずっと嫌いだった勉強も、モトキ先輩と一緒なら、


早く図書室に行って教科書とノートを開かなきゃって自然と思えた。


モトキ「Aちゃんと一緒だったから俺もいつもよりちゃんとテスト勉強できたし、


誘って本当に良かった！Aちゃん、物覚えがすごくいいから教えがいあるしね」


「そんなことないですよ！？まだ正直心配なところもあるし…」



モトキ「大丈夫。今日まで頑張ってきたんだから、明日から絶対にスラスラ解ける！


ファイトだよ！俺もテスト受けながら応援しとく」


モトキ先輩だって私と同じように、テストがあるのに、


毎日のように勉強を教えてくれた。



ちゃんと点数とって結果で感謝を示さなきゃ！



さぁ、これから4日間のテスト期間が始まるんだ……。

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