片想われと片想い【Fischer's:モトキ】

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『最近ずっと男といたと思ったら今日はいないんだ？どしたの？振られた？』


最悪。


くすくすと笑う声が耳につく。


今日はマサイが体調を崩しておやすみ。


ユキも委員会の仕事があるらしく。


ユキ「ごめんね、玄関までしか送れなくて…」


「ううん、いつもありがとう」


そう言って別れたのに。


『どーしたの？図星すぎて何も言えなくなっちゃった？』


『シルクくんもモトキくんも諦めろって言ったのにまだお昼一緒に食べてるんだ？


私たちにいじめられたくてやってるならそれはいいんだけどさぁ？』


あの時マサイに連れてこられた体育館裏。


人なんかいるはずもない。



グチグチうるさい…黙ってたら早く解放されるかな、とか思ったけれど。



『おい、なんか言えよ。てめぇに口はねぇのかよ！！』


ドン、と突き飛ばされて壁にぶつかる。



『きゃはは、だっせー』


ついに私もブチギレてきっ、と睨んでやった。


『なんだよ、その顔。ムカつくなぁ！』


起こった相手がこちらに向かってくる。


あぁ、また痛いのが来る。そう思って目をつぶったら。


？？？「はーいはい、そこまで。」


？？？「嘘でしょ、後輩相手に」



そっと目を開けて見ると。


シルク「なーにしてくれちゃってんのかなぁ？」


モトキ「流石に許せないよ？こんなの」



冷たい笑顔を貼り付けたシルクと、


睨みをきかせるモトキ先輩がいた。

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ラッキーアイテム

シルクのパソコン

ラッキーパーソン

ザカオ

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