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次の日の学校。
相変わらず、校門には女子がたくさんいて、
その輪の真ん中にはシルクとモトキ先輩がいる。
群がる女子の輪の中に昨日の女子たちがいた。
キッと私を睨みつけた後、シルクに笑顔を向けた。
でも、シルクだって私に気づいてる。モトキ先輩も気づいた。
モトキ「Aちゃん!」
シルク「おー、よく来れたなお前」
「おはようございます…シルクもおはよう」
またあの女子たちからの視線を感じる。
そっと後ろを見ると、ガッツリ睨まれていた。
「ごめん、ちょっと用事あるから早めに行くね」
女子の輪をくぐり抜け、早足で階段をのぼった。
あー、こんなこと繰り返してたらシルクにもモトキ先輩にも嫌われるだろうなぁ…
いや、もう嫌われてるのか…
マサイ「どした、浮かない顔して」
「どうもしないよ、大丈夫」
マサイにまで迷惑かけるわけにいかない。
笑顔を向けたけれど、マサイにはバレちゃったみたい。
マサイ「A…泣いた?ちょっとこっちおいで」
「ちょ、どこ行くの?」
マサイに連れてこられたのは体育館裏。
誰の目にもつかないから、生徒が普段来ることもない。
マサイ「ほら、悩みがあるならすぐに言う。」
「でも…」
マサイ「俺は信用出来ない??」
そっと私の顔をのぞき込むマサイに、言うしかなくなった。
「あのさ………」
話すにつれて涙がどんどん溢れてくる。
そんな私の頭をマサイはただ静かに撫でてくれた。
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ザカオ
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リオ(プロフ) - ドヤ顔ポテトさん» コメントありがとうございます!モトキ可愛いしかっこいいので本当どっちかにしてもらわないと心臓が持ちません!(笑)読んでいただき、ありがとうございました! (2018年7月7日 17時) (レス) id: 6e106121c9 (このIDを非表示/違反報告)
ドヤ顔ポテト - モトキさん…ぐへへ←すみません。とっても面白かったです! (2018年7月7日 17時) (レス) id: d48194c8ff (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - ガーネットさん» わーごめんなさい!!直しておきます!コメントありがとうございました!頑張ります! (2018年3月26日 6時) (レス) id: 6e106121c9 (このIDを非表示/違反報告)
ガーネット(プロフ) - 21のところ、復習が復讐になってますよ!更新頑張ってください! (2018年3月26日 1時) (レス) id: 1235f7b407 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Rionosukiyaki
作成日時:2018年2月24日 0時