遠くても 3 (ページ4)

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午後からの仕事はもちろん集中なんて出来ない

明日で新人研修は終わる

やっと解放されると思うと寂しいような

嬉しい

そんな事思いながら仕事に取り掛かる

仕事が終わりりんかちゃんのいる部屋に向かう

｢りんかちゃんお疲れ様｣

りんか｢A先輩〜お疲れ様です！｣

｢晩御飯どうかな？｣

りんか｢ありですね〜すぐ帰る準備します！｣

帰る準備が出来て

会社を出て居酒屋に入る

個室に案内されて

ビールを注文

｢お疲れ様｣

りんか｢お疲れ様です｣

ビールが届いたと同時に乾杯する

りんか｢何があったんですか？｣

私は3日前にあったことを全て話した

海人くんのマンションに置くお皿や洋服を買ったこと

ランチに言ったらあいちゃんと会ってご飯食べる途中に
マウントを取られたこと

その場が耐えきれなくて帰ったこと

りんか｢うわー有り得なさすぎる｣

｢だよね｣

りんか｢海人も海人ですね

なよなよするなよって思います｣

｢うんうん｣

りんか｢トラジャの
あのー、あの人です

よくテレビにでてる
ドラマとかあと、九九出来ない感じの

名前言ったらわかるんですけど｣

すぐ松田元太が頭に浮かんだ

｢松田元太？｣

りんか｢あー！多分その人です！

過去に付き合ってる時に
あいちゃんのお姉ちゃん
その人ともなんかあったらしいですよ？

1度浮気バレてましたよ
もう、あいちゃんのお姉ちゃんやり手過ぎて

実はお姉ちゃんの方がアイドルオタクだったとか｣

初めて聞く話だ

りんか「もうあまり聞きたくないですよね

つい…」

りんかちゃんはいつもよりお酒を飲んでいたせいか

前聞いた話より凄い話を聞かせてくれた

りんか「でも、よく海人許したなって思います」

「本当に好きだったんだね」

りんか「そうですね」

本当に好きだから浮気も許せるんだな

私なんて絶対無理だ

気づけばお互いグラス5杯以上は飲んで

フラフラになりながらお店をでた

りんか「A先輩〜！

わたしぃは〜ぜーったいの

ぜーったいに味方でーすからねー！！」

「うんありがとう！

気をつけてね」

居酒屋からは2人とも家が逆だから別で帰る

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