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海人くんがビールを頼み

とりあえず1口飲んでいた






気まずい空気の中海人くんから口を開いた






中村「ちゃんとご飯食べてる?」



「最近忙しくて食べれてない日もあるんだ
海人くん元気だった?」



中村「まあ、ぼちぼちかな〜
ちゃんと食べないとだめだよ」



「そうだよね」




中村「あの時の俺はまだまだ子どもだった
あの日からずっとAちゃんに会いたかった」



いきなり言われて
ビールを飲む手が止まる



中村「本当にごめんなさい
俺にはAちゃんがいないとだめなんだ」




「私もだよ、」


下を向いていた海人くんがパッと顔を上げた



中村「え?本当に?」


「うん
海人くんじゃなきゃだめだし
ずっと海人くんに会いたかった」


やっと言えた
本当のこと


中村「俺と結婚を前提にお付き合いしてください」



涙がこぼれる



「はい」




向かい側に座っていた海人くんが
立ち上がって私が座っているのを気にせず抱きしめる



中村「今度こそ俺が幸せにするから」



「絶対だよ」



中村「一緒に住みたいんだけど」



「まあ、それは後々かな?笑」





中村「よっしゃー!!
Aちゃん大好きだよ」




海人くんにもう一度会えるなんて思ってもみなかった
今日は、私のマンションに泊まり
明日の朝イチで海人くんは仕事だから帰ることになった








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作者名:yuma | 作成日時:2023年12月29日 0時

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