遠くても 3 (ページ21)

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会議が長引き18時

社員たちはみんな一斉に退出し

私たち4人も退出して
あいちゃんが予約してくれた居酒屋へと向かう

歩いて5分くらいのお店

個室を予約してくれてて

私、りんかちゃん

向かい側には
やまとくんあいちゃんと座る

ビールをみんな注文して

乾杯する

りんか「A先輩
本当に会いたかったです」

目をうるうるしながら私を見つめる

「私もだよ」

私たちは抱きつき合う

やまと「僕も入りたいです！」

りんか「うるさいから黙って」

「相変わらず仲良しだね〜」

あい「彼氏とかいるんですか？」

「全くないね」

あい「そうなんですね」

「みんなは、どうなの？」

口を揃えて

「いません」

「そうなんだね笑

仕事は？大変？」

りんか「今までA先輩よくやってましたね
3年がたったけど今にでも
違う部署に飛ばされそうです笑」

「大変だよね…

みんな可愛くなったしかっこよくなったね」

やまと「やっぱりそう思います？」

りんか「A先輩こそ
めっちゃ可愛くなりましたね
前も可愛いですけど今の方が断然！！」

『コンコン』

注文した食べ物が到着したのかな？

店員「お客様が到着されました」

？

現れたのは

．

会いたくて会いたくて

ずっと会いたかった

黒のキャップにマスクをした

海人くんの姿があった

相変わらずイケメン

あい「海人遅い」

気まずそうに

海人「ごめん」

みんな帰る支度を始め出す

「え？みんな？」

あい「ちゃんと話してください！
2人が幸せになって欲しいんです」

りんか「海人にはA先輩が必要で
A先輩は海人が必要ですから！！」

やまと「僕達はこれで失礼します」

3人は帰って行った

．