遠くても 3 (ページ16)

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出張の日

必要最低限の荷物をキャリーバッグに入れて

スーツを羽織り家を出る

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駅に到着すると

2人とももう到着していた

小走りで2人の所へ向かう

「おはよう〜
ごめんね遅くなった」

やまと「おはようございます！
全然大丈夫です
行きましょう」

あい「おはようございます」

予約していた新幹線のチケットを確認し
新幹線の乗り場へ足を運ぶ

新幹線に乗り込み

座席は窓側にあいちゃん真ん中が私で

通路側にやまとくんが座る

やまと「あ！お菓子持ってきたので
配りますね」

チョコレートを取り出し私たちに配る

「ありがとう

美味しい」

新幹線に揺られしばらくして

私はノートパソコンとiPadを見ながら
仕事をする

やまとくんはと言うと

口開けて寝ていた

あいちゃんは外をずっと見といる

あいちゃんが口を開いた

あい「トラジャツアー決まりましたね」

「そうだね」

iPadを触りながら答える

あい「海人と会ってないんですか？」

「うん会わないよ」

あい「そうなんですね」

「あいちゃんは？
ツアー行くの？海人くんと会ったりしてるの？」

あい「行けるところは行きます

会ってないですお姉ちゃんも」

手が止まる

「へぇ〜そうなんだね」

降りる駅に到着しそうになったから
やまとくんを起こして
降りる準備する

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