○ きみが思い出になる前に ‐ NAOTO ‐ ○

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しばらくしてから 、

直人 は 仕事 が あるとかで 出て行ってしまった 。








そして あたしも ホテル を 出て 街 を 歩いてた 。









それにしても ＿









「 … お腹すいた (笑) 」









尋常 じゃない 空腹 に 耐え切れず 、

あたし は 近く に あった コンビニ に 飛び込んだ 。









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「 いただきます 」









自宅 に 着いて

すぐに お弁当 を 食べる あたし (笑)









「 美味しい！ 」









しばらく経って 、

あたし の 視線 は テレビ に 。









「 … もし テレビつけたら 直人がうつったりして 」









そんなことを 考えて

あたし は いつのまにか テレビ の 電源 を つけた 。









ﾎﾟﾁｯ









アナウンサー『 それでは 、 続いてのニュースです 』









テレビ には 女性アナウンサー が うつっていて

直人 が うつる 気配 は なく ＿









「 … そんなに丁度よくでないか(笑) 」









そう言って 携帯をみようとしたとき ＿









アナウンサー『 こちらには 先日の逗子フェスに出演して下さいました

　 三代目の皆さまに来て頂いています ！！ 』









アナウンサー の 元気 の 良い声 と 共に ＿









三代目『 『 『 よろしくお願いします ！！！ 』 』 』









・・・ 直人 が うつってた 。









「 え … うそ 」









奇跡的 な 偶然 に 驚いていると 、









直人『 逗子フェスは 自分達が１番出演したいフェスの１つだったので

　 逗子フェスでパフォーマンスできたことは 本当に光栄でした！ 』









「 … 直人 」









この 瞬間 に 、

直人 の 彼女 という ことが 信じられない のと 同時に





直人 の 遠さ も 実感 した 。









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