真実 ページ19
『リリア、さん......』
リリア「あ、彩色先輩は衣装担当さんのとこに行ってください!」
彩色「あ、わかった......」
彩色さんが部室へ駆けていく。
とりのこされた私は、リリアさんと向かい合う。
『リリアさん、魔女役、できるの?』
リリア「舐めないでくださいよー!私、魔女の台詞大体覚えてるんで。
午後の部は、彩色先輩が出ればいいじゃないですか!」
『リリアさん、ありがとう』
ほっ......。
私は安堵する。
リリア「私の役は野うさぎで、他に2人いるから、私がいなくても大丈夫だと思います。」
『そっか!あー、リリアさんがいてくれて良かったぁ!!本当にありがとう〜!』
もうどうなるかと思った!!
リリア「私だって、せっかく彼氏が見に来てるんだから大役したかったから嬉しい!!」
『うんうん、良かったね......って、彼氏いいいい!?』
私が叫ぶとリリアさんは、「しまった」という顔をした。
リリア「あー、言っちゃいました!」
『え、ジェルが好きなんじゃ....?』
リリア「ふふーん♪あれは、A先輩に恋を気づかせるための作戦です!!私は彼氏がいるんですよ!ジェル先輩みたいなひと、タイプじゃないし......」
『............。』
ヤバイ、白目剥きそう(((
『だ、騙されたああああ!』
リリア「ちなみにジェル先輩も同罪です♪」
『うぎゃああああ!!』
ジェルまで!?
『ううっ、やられた.......』
リリア「でもおかげで、気づけたものがあるんじゃないですか?」
『そうだけど.......』
リリア「ま、ユイが原案ですからね」
『ユイが!?』
ひょえ〜〜〜!!
リリア「私、ユイとピアノ教室で仲良しなんです!学年も学校も違いますけど」
『そうだったの!?』
ユイめ〜〜〜!!
リリアさんまで巻き込んで〜〜!!
『ううっ、なんかごめんなさい......』
リリア「楽しかったので大丈夫です!!」
私はだいじょばないよーーー!!
リリア「ほらっ、いきましょ!!ジェル先輩に想い、伝えてください!あ、その前に劇か」
『わかった、行こう!!』
と、とにかく劇、頑張るんだから〜〜〜〜!
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七海 - シャーペンの芯さん» うん!ww私の愛もね!wwおもぉーい愛をね! (2020年6月9日 20時) (レス) id: cc0b3d41a2 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 七海さん» 私の愛、受け取ってねwww (2020年6月9日 17時) (レス) id: 402419b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - シャーペンの芯さん» wwそれは芯のセンスによるねwwでも、芯の愛ならどんな物でもいいよ☆ww (2020年6月8日 20時) (レス) id: cc0b3d41a2 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯 - さくじゅん@踊り子さん» そういっていただけて嬉しいです!!期待にお応え出来るよう、頑張ります………! (2020年6月8日 20時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯 - 七海さん» 私も指輪買っとくwww七海に似合うといいな………☆ (2020年6月8日 20時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シャーペンの芯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時:2020年4月16日 15時