変な後輩に懐かれました。。。【橙】

用具室 ページ2

『はぁぁ〜〜〜〜』

マジで私こわれそう(((

ありえない、ジェルが王子なんて。

ゆめであってほしい。

ただいま練習が終わり、用具の片付け中。

今日は原稿の確認だけだったからよかったけど・・・・・・。

明日を考えると＿＿＿＿＿＿うわあああああああ！！！さいあくだああああ！！

ジ「先輩〜〜〜？」

ガラッ

『きゃああああああ！！？？(ﾟДﾟ)』

ジ「ふっ・・・A先輩どうしたん？」

『も、もう、ジェルか・・・』

びっくりした・・・。

ジ「なぁA先輩、片付け、手伝っていい？」

『勝手にして』

ジ「冷たいなぁ」

『知らない』

ジェルは用具を片付けだした。

・・・・気は、きくな。

『・・・・・・・。』

私も黙々とかたづける。

すると

ジ「っ！A先輩！！危ない！」

『へ？』

彼が指さす方向を見た。

って・・・・

大道具が、倒れてくる！！？？

『やっ・・・・』

何も考えず、ギュッと目をつぶった。

助けて。

ジェル、ジェル＿＿＿＿！

ジ「っ、ぶなっ・・・」

『！』

・・・・私が念じたからなのか。

ジェルは大道具を手で押さえ、私を庇うように抱きしめていた＿＿＿＿

ジ「先輩、大丈夫？」

『っ！』

なんか、かっこよくみえる・・・！？

『あ、ありがと・・・』

ジ「A先輩が無事でよかった！」

ドキッ

こんなの、ずるいよ・・・・・

ジ「あ、惚れちゃったカンジ？」

前言撤回。

『なわけないでしょおおおおおおおお！！』

やっぱりジェルはジェルだわ(((

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