変な後輩に懐かれました。。。【橙】

困った後輩くん ページ1

『さぁ今日も練習がんばろ！』

部員１「はいっ！部長！」
部員２「頑張りましょ！」

私はある高校の、演劇部部長。

部員の子たちとも仲良しで、結構やりがいを感じて部長やってます(*^▽^*)

あ〜、幸せ！
部活は至福の時間！

・・・・・あいつがいなければ、もっと・・・・・。

ガラッ

「遅れてすいません！お願いしまーす！」

『！！ジェル遅い！！』

ジ「すいませんってA先輩。ほんまに反省してます(^^)」

『・・・・反省の色が見えないんだけど。』

ジ「あはは！！」

『あははじゃない！(｀Д´)』

そう、こいつ。

ジェル。

私は３年生、彼は２年生で、私の方が先輩なんだけど、すごく背が高く色気があるこいつは、私の悩みの元凶。

なぜかって？？
それは＿＿＿＿＿

ジ「なー、A先輩？」

『何？』

ジ「俺と付き合う気、なりました？」

『なっ！！』

＿＿＿＿ジェルは何故か私に懐き、やたらとアタックしてくるのだ。

うんざりだよ(((

『なる訳ないでしょ！さぁさぁ、今日は新しい劇の役決めでしょ！？文化祭で披露する、大事なやつなんだから！もう私に構うのはやめ！！』

ジ「え〜〜〜(´･ω･｀)」

私はジェルを振り払い、みんなの前へと立った。

『今日は白雪姫の劇の役決めです！』

部員「おおーーー！」

『まずは白雪姫です！立候補は？』

シーン

おい、誰も挙げないぞ？？(((

部員３「部長がいいと思います〜〜！」
部員４「嗚呼、A先輩の演技、完璧だしな！」

『えっ・・・！』

マジですか

まあみんなノリノリだし・・・

『分かった。私やるから！次、王子は！！？？』

お決まりの沈黙、かと思いきや・・・・・。

「はい！俺やりたい！」

『え』

ジ、ジェル・・！？

部員５「いいね〜〜！ジェルくんイケメンでかっこいいし！」
部員６「部長とお似合い〜〜」

『え、ちょ、ま・・・』

駄目だ、全員ジェルを支持してる。

あちゃあ・・・・・・。

ジ「てことでA先輩！！おれが王子でいいですよね？」

『嘘・・でしょ・・・(T-T)』

もう私に選択肢はない。

＿＿＿＿私は静かにうなずいたのだった。

うそでしょおおおおおおお！！？？

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