秀才少女123 ページ26
「外出申請を忘れないようにっ！」
こうして、委員長である飯田くんが先行してクラス全員で行くことになった。
「…出してもいいが、会えるかどうかわからないぞ」
「え？」
職員室で相澤先生に外出申請書を全員渡すとややあってそんなことを言った。
「目を覚ましたという連絡を受けて、訪ねたんだ。あちらは雄英の先生をひいてはヒーローを話すことはない、と門前払いをされた
それに、お前たちが行ったわかればそれだけでマスコミが騒ぐぞ」
面会謝絶。
今やマスコミメディアの格好の的である。
下手に接触してもそれこそただの的。
「みんなで…話し合って決めたんです」
僕たちの強い視線に、相澤先生はそらすことなく受け止めると短い息を吐いた。
「そういうクラスだったな俺のクラスは」
目を反らすと、そのまま廊下のドアを見る。
「廊下の奴ら、そわそわしすぎだろ。
……その日俺も行こう」
「ぇ？」
意外な声が上がる。
「なんだ？意外か？
俺だって先生だ。生徒の心配くらいするんだよ」
他の誰でもない僕たちの先生。生徒を思う先生の顔で僕の頭を叩いた。
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ルッカ - 感動しました！いや〜切ないっ！特に病院で泣き叫ぶシーンが心に深く残ってます。長編お疲れ様でした！ (2018年1月27日 0時) (
レス) id: e083ca4c6c (このIDを非表示/違反報告)
にゃるこ少佐(プロフ) - noirさん» 勿体無いお言葉ありがとうございます！とても嬉しいです。その言葉が次作の励みになります。また、機会があれば読んでくださいね！ (2018年1月8日 11時) (レス) id: 21caca4e2a (このIDを非表示/違反報告)
noir - 凄かったです！感動して、何回も泣きました。『心の叫び』みたいな時とそれを助けるような時が、特に感動しました。 (2018年1月7日 15時) (レス) id: 618fe150e5 (このIDを非表示/違反報告)
にゃるこ少佐(プロフ) - 緋乃さん» そんな、私には勿体無いお言葉ありがとうございます。無事完結することができました。これも影で密かに楽しみにしてくれていた皆さんのおかげです。ほんとうに、ありがとうございました！また機会があれば読んでやってください。 (2018年1月5日 9時) (レス) id: 21caca4e2a (このIDを非表示/違反報告)
緋乃(プロフ) - お疲れ様でした！最後は感動のあまり涙が出てきました…！このような作品を書けるのはとても尊敬します！次の作品お待ちしております！ (2018年1月5日 0時) (レス) id: 30e32a3a6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃるこ少佐 | 作成日時：2017年9月11日 23時
