秀才少女71 ページ24
「照列屋！？お前頭いいだろ」
私の登場に意外さを感じたのか切島くんがなんだなんだと聞いてくる
「いやー、お恥ずかしいことにちょっと違うことに熱中しすぎてさ。英語と数学が置いてけぼりにされちゃってるのよ、これが」
「…照列屋が置いてかれるってもう俺ヤベェかも…」
少し、絶望する切島くん
いけない、言葉には気をつけなきゃ。と思わずにはいられないよ
そんな顔しないで…
「いやいや、そんな事ないって。ほら、私の個性って時間停止でしょ？だから…」
「え、時間停止なのか！」
「あれ？言ってなかったっけ？」
「いや、聞いてないぜ！最強…っぐ」
その開いた口を止めるが如く平田打ちをくれてやる
「な、なんで俺叩かれたっ！？」
「え？わかんなーい。手が勝手に動いてた！」
「嘘だろっ！てか、照列屋お前そんなキャラじゃねえだろ！暴力っ！」
なんでだろ、本当になんでか知らないけど手が勝手に動いてしまった。あっはっは
ぷるぷる怯える切島くんがなんかいたまれなくなってお詫びに飴玉あげた
「ご、ごめんって。これあげるから、
…えっと、なんの話だっけ？
あ、個性の話か！…私の個性は、制約の多い個性でね。それで、生きてる物体は単体で止めることができないの。時間の流れが修繕作用を起こして破裂しちゃうからね。だから、解剖学勉強してるんだけど…これがなかなか手ごわくてさ」
と、ペラペラペラと説明する
爆発くんはもはや聞く気なく切島くんは私が何を言ってるのか理解していないみたいだった。頭に？がついてるよ
「てなわけだから、勉強教えてよ」
「全員教え殺したるから、ぎゃーぎゃー騒ぐなうるせぇ」
ということで、放課後図書室で勉強することになった
「はぁ、もう！休憩！」
「はぇよ！」
最初に根をあげたのは切島くん。私は黙々と勉強していく。あとちょっとだけってやっていくうちに時間を忘れるタイプだ
結局、切島くんが1人でに休憩を始めてしまった
静かな図書室にシャープペンシルのサラサラした音が流れる
「…照列屋は格闘戦が主だよな」
「まぁね、切島くんだってそうじゃない？」
ふいに、そんな事を切島くんが喋りだした
返事はするものの教科書からは目を離さない。あとちょっと
「そうなんだよな、もっと格闘も磨かなきゃなんねえ」
彼なりに何か思う事でもあるのだろう。私も職場体験で色々な事を知ったし、学んだ
「…演習試験もあるし、組手でもする？」
「おっ、いいな！」
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にゃるこ少佐(プロフ) - 亜種さん» わわっ！お褒めの言葉ありがとうございます！そう言っていただけて感激です！はい！更新頑張ります (2017年8月31日 22時) (
レス) id: ef0665a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
亜種 - すごく面白い！ 続きが気になって仕方ないよ！！ オールフォーワンで完結しちゃうの？ できたら、主人公とかの将来のお話が見たいなー。 これからも頑張ってね！！ (2017年8月31日 22時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
にゃるこ少佐(プロフ) - 水無月さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年8月10日 20時) (レス) id: ef0665a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 面白かったです！主人公の心の中がよくわかっていいと思います。これからも更新頑張って下さい！ (2017年8月10日 11時) (レス) id: 39abbf26b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃるこ少佐 | 作成日時：2017年8月8日 20時
