秀才少女51 ページ3
はぁはぁ、と乱れた息を整える。
体少しずつガタガタと震えだす。動きが鈍くなっていく。
長期戦になったら、こっちが負け。
今ので仕留められなかったなら、少し考える。
「No.2の名前が聞いて呆れるねぇ！そうでしょ！ほらほら、お父さんが見てるんだからさぁ」
「さっきから！なんなんだよ！お前」
ほら、食いついてきた。
「おいおい、何煽ってんだよ。逆効果だぜ？」
「刻ちゃんなにやって」
上の方ではあまりにも挑発的すぎる照列屋の攻撃にみんなが首をかしげて心配していた。
「刻ちゃんの個性と轟くんの個性は相性が悪いだよ。なのに、あんな乱暴な戦いかったて」
いっつも、いっつも、いっつも！！
余裕こいた顔して
周りと自分は違う見ないな顔して
誰もなにも見ようとしない
「私はね！お前のそういうところが！中学の頃から大ッ嫌いだったんだよ！轟ぃいい！！」
パンプスを脱ぎ手に取ると空へと大きく投げる。
そうかと思ったら何よ！
スッキリしたような穏やかな表情しちゃってさ！！
轟くんはそっちには決して目をいかせない。
そして、追撃の大きな氷結を放つ。
私はそのままツッコミ、足元の時間を止めていく。
そして、スローから
パシンッ
轟くんの手を捕まえた。
私に触れてる間。個性の時間を止める。
「私はぁ！
私はぁあ！！
出来損ないなんかじゃない！！！」
ありったけの勢いとありったけの感情を込めて頭突きを決めた。
轟くんの鼻からも私の鼻からも血が放たれる。
少し乱暴になりすぎて、痛みに気をとられる。
その緩んだ瞬間を、轟くんは見逃さなかった。
まずっ
停止の使用。
そのまま、空から落ちてきていたパンプスを踏み台にして距離をとる。
「ピーピーピーピー」
警報のような音がチョーカーからうるさく響く。
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にゃるこ少佐(プロフ) - 亜種さん» わわっ！お褒めの言葉ありがとうございます！そう言っていただけて感激です！はい！更新頑張ります (2017年8月31日 22時) (
レス) id: ef0665a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
亜種 - すごく面白い！ 続きが気になって仕方ないよ！！ オールフォーワンで完結しちゃうの？ できたら、主人公とかの将来のお話が見たいなー。 これからも頑張ってね！！ (2017年8月31日 22時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
にゃるこ少佐(プロフ) - 水無月さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年8月10日 20時) (レス) id: ef0665a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 面白かったです！主人公の心の中がよくわかっていいと思います。これからも更新頑張って下さい！ (2017年8月10日 11時) (レス) id: 39abbf26b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃるこ少佐 | 作成日時：2017年8月8日 20時
