秀才少女50 ページ2
轟くんとの試合が始まる。
私は白線に入る前にお辞儀をする。
カツカツカツ。音が鳴り響く。
轟くんと向かい合う。
さっきよりもずっと穏やかな表情をしていた。
それと真逆に私もいつになく怖い表情をしていると思う。
なに、その顔？
「No.2の息子は大変ね。轟 凍焦くん？」
彼の感に触る言葉をわざと言ってみせる。彼の顔が歪むが、なぜせだろういつもと雰囲気が違う。
……余裕かって？
『START』
ブァアア
攻撃範囲の広い。この攻撃。
時間をスローにし、
トントントンットトン
と地面で力強いステップを踏む。
シュンッ
上空へと飛び上がる。
………
その圧倒的な個性の威力の前に私はおもわず口角が上がるのを感じた。
潰すっ
そのまま、パンプスの時間を止め階段のように駆け上がる。
固まりきった氷の上を滑る。
「ピピッ体温36．2に低下…」
うるさい機械音が首元から聞こえてくる。
この前の訓練の時のようにはさせない。
追撃してきた氷を飛び跳ねて交わす。
そのまま、スローで一気に轟の元へ。
踵落としが轟の肩に食い込む。
氷で防御したもののそれも完全ではない。
そのまま追撃で1発。
「ピピッ体温36.0に低下…」
ズシャァアン
轟くんが吹っ飛ばされていく。
上空からの落ちてきた威力と相成って私の攻撃は随分効いたようだ。
白線ギリギリで氷結させて止める。
パキパキッ
そこから、私との境目に大きな氷結な壁を作り出す。
飛ばされても挑発されても判断力は鈍らないか！
バク転して離れていく。
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にゃるこ少佐(プロフ) - 亜種さん» わわっ！お褒めの言葉ありがとうございます！そう言っていただけて感激です！はい！更新頑張ります (2017年8月31日 22時) (
レス) id: ef0665a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
亜種 - すごく面白い！ 続きが気になって仕方ないよ！！ オールフォーワンで完結しちゃうの？ できたら、主人公とかの将来のお話が見たいなー。 これからも頑張ってね！！ (2017年8月31日 22時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
にゃるこ少佐(プロフ) - 水無月さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2017年8月10日 20時) (レス) id: ef0665a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 面白かったです！主人公の心の中がよくわかっていいと思います。これからも更新頑張って下さい！ (2017年8月10日 11時) (レス) id: 39abbf26b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にゃるこ少佐 | 作成日時：2017年8月8日 20時
