【学園アリス】絶対に守るから

〜34〜棗は何者？ ページ37

Aside



「ｸﾞｳｰ」


『へっ？』






　誰かのお腹の音？






『蛍？』






　蛍を見ると顔を赤くしてた






蜜「お詫びに食料調達

　 行ってきまーす!!」






　蜜柑・・・


　やっとわかったんだね


　僕たちの言ってる意味が






　食べいるなか


　蜜柑がめそめそしてる・・・






蛍「もういいわよ

　 やるからにはこのゲーム

　 勝ってほしいのは

　 私たちも同じなんだから

　 次は、しっかりしてよね」






　蛍、優しいなー


　蜜柑も戻ったみたいだね!!






蜜「ああ、ところで

　 そうそう、棗とかいうやつ

　 あいつってなんなん？ボス？」


3人「話飛びすぎ」


委「棗くんは・・・蜜柑ちゃんはあまり

　 関わり合わない方がいいかも」


『えっ？』


蜜「Aは棗と一緒におるのに？」


蛍「Aはあんたより一週間前に

　 ここに来たの、いくら仲がよくても

　 まだそんなには知らないわよ」






　確かに、まだ


　あまり棗のこと知らない






委「得体が知れないんだ・・・」


蛍「わかっているのは

　 あいつは炎のアリスの能力者で

　 大人も持て余すほどの

　 能力の持ち主ってこと

　 そして、この学園を憎んでいる」


蜜「憎んでる？」


委「よくない噂も多いし」






　そんな・・・


　棗は悪いやつじゃない!!


　そんなのただの噂だよ






委「棗くんの側にいられるのは

　 幼なじみの乃木ルカくんと

　 川崎明日来くん

　 そしてAくんだけ」


蜜「明日来って・・・」


『僕の双子の兄だよ』


蛍「とにかくあいつは学園で一番危険な

　 アリスの持ち主よ・・・



　 まぁ、私たちが

　 知っているのはこれくらい

　 でも、あいつの側に

　 いられるAなら

　 あいつのもっと

　 違う面も知ってるんじゃない？」


『へっ？あっ、うん!!

　棗は、悪いやつじゃないよ!!

　ただちょっと不器用なだけ

　優しいし、自分より

　相手のことを考えてるよ!!

　棗は、きっとこの学園の

　よくないことを知ってるから

　蜜柑に、嫌な思いをさせないために

　わざとキツく言ったんだよ!!』






　僕がそう言っている中


　蛍と裕くんの顔が険しくなった






　後ろに何かいる？


　

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